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福井栄一の十二支シリーズをご案内致します。


蛇と女と鐘
福井栄一著
B6 / 価格:2200円+消費税
ISBN 9784765542456
【内容紹介】
蛇という生きものは,お金を好むようです。それが証拠に,大蛇が,荒れ屋敷の隠し財産や洞窟の秘宝を守護しているという伝説は,世界中,いたるところに残っています。また,古今東西を問わず,「お金なんか大嫌い」という女性は,めったに居りません。ところで,日本の文化史や芸能史をみていて面白いのは,「金」を「鐘」と言い換えてみても,そのあたりの事情があまり変わらないという点です。「蛇・女・鐘」という,ちょっと唐突に思える三つのお題をもとに,どんな噺が飛び出しますやら,さぁて,お立ち会い!



馬耳東風では済まないはなし
福井栄一著
B6 / 価格:2000円+消費税
ISBN 9784765542463
【内容紹介】
馬の語源は、「美(うま)」なのだそうです。古くから、人間にとって美しく、近しい動物だったからでしょう。本書では、時に麗しく時に妖しい人馬の交流の歴史を、古典文学に現れる奇談珍話でたどってみました。どうぞお楽しみください。



羊が一匹、羊が二匹 ぐっすり眠れる羊のはなし
福井栄一著
B6 / 価格:2100円+消費税
ISBN 9784765542470
【内容紹介】
「百年に一度の名作」「感動巨編」といった類の惹句は世にあふれているが、タイトルにわざわざ「ぐっすり眠れる」と謳った本は、稀であろう。「羊が一匹、羊が二匹…」と数えるが如く、読みはじめるやいなや、退屈のあまり、すぐに眠くなるという触れ込みだから、少しでもおもしろい箇所があったら、「羊頭狗肉」と非難されるのだろうか。著者としては、妙に落ち着かない。羊頭狗肉か、狗頭羊肉か。要は、読者諸賢のご判断次第なのであります。



おさるの大合戦
福井栄一著
B6 / 価格:1600円+消費税
ISBN 9784765542494
【内容紹介】
さぁて、お立ちあい!本日ここにお目にかけまするは、おさるの大合戦、炎の十番勝負。地上戦に水中戦、個人戦に集団戦、頭脳戦に肉弾戦、グルグル回るは環状線(坂東ならば山手線)。目も回り眩まんばかりの熱戦の火ぶたが、いま、まさに、切って落とされようとしております。おさるの戦績のほどは、頁を繰られてのお楽しみ。まずは、名高き「猿蟹合戦」の顛末から、お話し申しあげるといたしましょう。(本書前口上より)



卵より先のニワトリばなし
福井栄一著
B6 / 価格:1600円+消費税
ISBN 9784765542500
【内容紹介】
ニワトリと日本人との関係は、唐揚げと目玉焼きに尽きるものではありません。恋人たちの逢瀬の場で、天下分け目の戦のさなかに、あるいは、新しい素敵な一日の始まりにあたって、ニワトリは、忘れがたい点景となっています。よりどりみどりのニワトリばなしを、存分にお楽しみ下さい。(はじめにより)



犬と猫はどうして仲が悪いのか
福井栄一著
B6 / 価格:1600円+消費税
ISBN 9784765542517
【内容紹介】
ペットとして、あるいはコンパニオンアニマルとして、世の人気を二分する犬と猫。彼らの仲が悪い理由、こっそりお教えしましょう。弘法大師や龍も登場する、摩訶不思議な物語・・・。



イノシシは転ばない
福井栄一著
B6 / 価格:2200円+消費税
ISBN 9784765542351
【内容紹介】
原始時代から人間や猟犬に追い掛け回され,狩られては貴重なタンパク源となってきたかと思うと,一方では神獣と崇められ,詩歌・絵画・彫像・民話のモチーフとされ,さらには十二支のしんがりまで務めるイノシシ。人類とこれだけ長く深い関わりを持ちながら,イノシシを主人公にした本を見かけることはほとんどありません。イノシシの生態・習性はもちろんのこと,猟法や駆除法,イノシシをめぐる珍談・奇談、果てはイノシシ料理のレシピまで網羅した本書は,そうした空隙を埋める,イノシシ大百科です。日本出版史上最大の(!?)イノシシ本を,ぜひご一読下さい。



大山鳴動してネズミ100匹
福井栄一著
B6 / 価格:2000円+消費税
ISBN 9784765542395
【内容紹介】
【美本ございません】 干支の動物である「ネズミ」にまつわる百の話。本の中に出てくるネズミ,歴史に登場するネズミ,映画に登場するネズミを始め,人間ととてもかかわりの深いネズミのお話しを,ぜひお楽しみください。



悟りの牛の見つけかた
福井栄一著
B6 / 価格:2200円+消費税
ISBN 9784765542418
【内容紹介】
『十牛図』とは,禅の世界に伝えられる十枚で一組になっている画。逃げた牛を追い求める牛飼いの姿を通して,人間が迷いから悟りへいたるまでの精神の十段階を象徴的にあらわしている。本書は,この『十牛図』の意味するところを,リズミカルに言いあらわし,迷いや悩みごとに満ちた現代に生きるみなさまがご自分の立つ位置を確認されたり,新たな一歩を踏み出されたりする際に,何かしらのヒントとして頂けるように書かれたものである。標準語と大阪弁,二つのヴァージョンからお楽しみ下さい。



虎の目にも涙
福井栄一著
B6 / 価格:1600円+消費税
ISBN 9784765542425
【内容紹介】
せっかくなので,トラ(虎・寅)にゆかりの44人の人名録をつくってみました。トラブル回避のため,掲載は50音順にしました。お読みいただくのに,虎の尾を踏むような覚悟は要りません。お気のむくまま,目についた頁から,どうぞ。



かわいいだけがウサギじゃない
福井栄一著
B6 / 価格:1200円+消費税
ISBN 9784765542432
【内容紹介】
お調子者で,どこか憎めないウサギ。そんなウサギたちが大活躍するむかしばなしを集めました。『ウサギとカメ』,『因幡の白ウサギ』,『かちかち山』の3話です。えっ? そんな話,どれも知ってるって?いやいや早合点は禁物です。それぞれの話には,意外な後日談があるんですよ。さあて,どんな話かな?それは読んでのお楽しみ!



龍の100の物語
福井栄一著
B6 / 価格:1800円+消費税
ISBN 9784765543477
【内容紹介】
龍は,十二支の中で唯一,想像上の生きものであると言われています。にもかかわらず,日本では驚くほど多種多様な龍の目撃談が報告されており,龍の実在を否定するには,かなりの勇気を要するほどです。この際,「そんなこと,あり得ない」「非科学的だ」等の野暮な科白(せりふ)は脇へおいて,とりあえず,本書に収められた摩訶不思議な話に,お目通し頂きたく存じます。読み進めるうちに,「これはひょっとして…」という気分になってこられたとしたら,本書の目的の大半は達せられたことになります。ではでは,神秘的な龍の世界へ,いざ!(はじめにより)