「ZEBのデザインメソッド」
空気調和・衛生工学会編
B5・198頁 本体価格3,500円+税
ISBN : 978-4-7655-2613-5
【内容紹介】
空気調和・衛生工学会では,21世紀ビジョンの中で,2030年までの「ZEB化技術の確立」,2050年までの「関連分野のゼロ・エネルギー化完全移行」への寄与を重要テーマと位置づけZEB定義検討小委員会を設立し,国内外のZEBベストプラクティス調査,定義・評価方法の拡充,デザインメソッドの整理等を行ってきた。本書はそれらの成果を体系的に整理し,デザインメソッドとしてとりまとめた書。建物オーナーや設計者をはじめとするZEBを実現しようという建設関係者や建築・エネルギー関係の教育・研究に携わる学識者のガイドラインとなる。
【主要目次】
第1章 ZEBの動向/第2章 ZEBの定義と評価方法/第3章 ZEBのデザインメソッド/第4章 ZEBの先進事例/第5章 ZEBの展望
「見る・使う・学ぶ 環境建築設計論」
日本建築学会編
B5・200頁 本体価格3,400円+税
ISBN : 978-4-7655-2612-8
【内容紹介】
目から入る情報に重点を置いた「見る」という基幹行為,環境技術者が設計のビッグデータを如何に「使う」か,種々の新しい事実・現象をどう「学ぶ」のがよいのか,を表現した「見る」「使う」「学ぶ」シリーズ。本書では作品を一つの単位として,現代の我が国の環境建築の代表作品の数々を掲載。各作品の多くの要素がどう影響しあっているのか,それらの要因の複合効果を紐解くことに主眼を置き,様々な読者のそれぞれの立場から環境建築を解いている。
【主要目次】
第1章 コープ共済プラザ/第2章 YKK80ビル/第3章 NTTファシリティーズ新大橋ビル/第4章 東京スクエアガーデン/第5章 清水建設本社ビル/第6章 大林組技術研究所 本館 テクノステーション/第7章 竹中工務店東関東支店ビル/第8章 大成建設技術センターZEB実証棟/第9章 ダイキンTIC/第10章 ヤンマー本社ビル/第11章 あべのハルカス/第12章 雲南市役所新庁舎
「見る・使う・学ぶ 新世代の環境建築システム」
日本建築学会編
B5・190頁 本体価格3,400円+税
ISBN : 978-4-7655-2592-3
【内容紹介】
最先端の設備的要素技術に着目し,各要素技術について,「見る」,「使う」,「学ぶ」の3部構成により「見えにくい」設備技術を紹介・解説する書。「見る」では,各要素技術の概念,歴史・動向,要素技術の導入に適した建物等を紹介。「使う」では,設計法,制御方法,効果検証例等を設計フロー,設計チャート等により実用的な使うための資料として提供。「学ぶ」では,各要素技術の理論,数値計算法,最新研究動向等について解説し,新たな研究開発の契機とすることを目指している。特定の要素技術について,異なる関係者が問題意識を共有するためのツールとして,設備設計者のハンドブック的な存在として,若手研究者が自ら解析を行うためのガイドとして,来たるべき近未来の環境建築の実現の助けとなる。
【主要目次】
第1章 放射空調/第2章 新照明システム/第3章 ヒューマンファクター/第4章 ハイブリッド空調/第5章 デシカント空調(潜顕分離空調システムによる省エネ/調湿システム)/第6章 データセンター空調/第7章 創エネ/第8章 未利用エネルギー/第9章 ZEB/第10章 BCP(被災時事業継続)/第11章 スマートシティ
「実務者のための自然換気設計ハンドブック」
日本建築学会編
B5・192頁 本体価格3,500円+税
ISBN : 978-4-7655-2566-4
【内容紹介】
自然換気とは,建物における換気駆動力として機械力を用いず,専ら自然の力に頼る方法をいう。古来,日本では,建物に通風を有効利用してきた。近年,閉じた高気密の建物の問題が指摘されるようになり,省エネルギーへの要請の高まりもあり,自然換気を導入した建物がつくられるようになった。しかし,自然換気の設計基準はいまだ確立されておらず,経験や事例により設計が行われている。本書は自然換気設計法構築に向けた一冊である。
【主要目次】
1 自然換気とは/2 計画フローとチェックリスト/3 計画事例/4 設計手法/5 計算手法と計算例/6 測定手法と測定例/7 建築設計者からみた自然換気の取組み/付録(付録1 近年の自然換気研究例・付録2 用語集)
「心理と環境デザイン-感覚・知覚の実践-」
日本建築学会編
B5・206頁 本体価格3,200円+税
ISBN : 978-4-7655-2583-1
【内容紹介】
物理的刺激に対する生理心理反応を対象とした感覚・知覚心理研究については,音,光,熱,空気の個別の物理要素ごとに取り扱われることが多い。本書は,感覚・知覚心理研究分野における相互理解を深め,実務との接点を探り,先端的な研究成果を広く一般に知らしめることを意図した書。基礎編と応用編で構成されており,基礎編では心理的な評価尺度や被験者数などの研究の方法論のほか,物理要素と人間の生理心理反応との関係を追求する理論的な知見を紹介している。また,応用編では社会的な要請でもある省エネルギーや,快適性とは異なる基準への対応など,現実場面に即した今日的な話題を紹介した。
【主要目次】
基礎編 感覚・知覚心理研究の方法(第1章 人間の感覚と評価尺度/第2章 被験者は何人必要か?/第3章 物理的要素と感覚・知覚/第4章 人間の行動をとらえる)/応用編 感覚・知覚心理研究の展開(第1章 屋内から半屋外・屋外へ/第2章 高齢者の感覚・知覚/第3章 空間と人間の背景を読み解く/第4章 感覚・知覚と省エネルギー/第5章 感覚・知覚研究のめざすところ
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