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日本建築学会編 |
B5・192頁 / 3850円 発行年月日 : 2013年9月 ISBN : 978-4-7655-2566-4 |
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自然換気とは,建物における換気駆動力として機械力を用いず,専ら自然の力に頼る方法をいう。古来,日本では,建物に通風を有効利用してきた。近年,閉じた高気密の建物の問題が指摘されるようになり,省エネルギーへの要請の高まりもあり,自然換気を導入した建物がつくられるようになった。しかし,自然換気の設計基準はいまだ確立されておらず,経験や事例により設計が行われている。本書は自然換気設計法構築に向けた一冊である。
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1 自然換気とは 1.1 自然換気を行う目的 1.2 自然換気の原理 1.3 自然換気利用建物の形態
2 計画フローとチェックリスト 2.1 自然換気計画の要点 2.2 計画チェックリスト
3 計画事例 3.1 検討内容 3.2 検討フロー
4 設計手法 4.1 設計手法の概説と自然換気の目標値 4.2 自然換気経路の確保 4.3 開口面積の設定 4.4 自然換気口 4.5 自然換気と機械空調 4.6 制御方法
5 計算手法と計算例 5.1 計算手法の分類 5.2 自然換気量計算 5.3 風圧係数および流量係数 5.4 自然換気量に関する計算事例 5.5 CFD による室内気流計算
6 測定手法と測定例 6.1 測定の目的と測定項目 6.2 測定手法・機器・注意点
7 建築設計者からみた自然換気の取組み 7.1 自然換気に対する考え方 7.2 事例
付 録 付録1 近年の自然換気研究例 付録2 用語集
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