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日本セラミックス協会編 |
B5・B5頁 / 3080円 発行年月日 : 2003年3月 ISBN : 978-4-9312-9837-8 |
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正誤表 1 |
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読本 セラミックスを理解するためには、固体の化学に加え、電気的性質、機械的性質、光学的性質など他の分野の知識も必要です。つまりセラミック化学はいくつかの学問の中間、つまり学際領域にある分野ということができます。本書は本来、高等学校においてセラミックスの化学を学ぶ際の副読本として企画されたものです。そのため全体の構成は新指導要領(科目名:セラミック化学)に対応したものになっております。 しかし、大学に入ってセラミックスの勉強をこれから始めようとする方、企業などでセラミックスをこれから取り扱おうとする方への自習書やテキストにも利用できるように工夫をしています。
・応用例を多くあげ、基礎知識との関連付けを示しました。 ・数式による説明はできるだけ省略し、むしろ直感的に理解できる模式図をあげました。 ・必要最小限の内容は本文中で説明し、補足として脚注や囲み記事にて詳細な説明を示しました。
(発行元)日本セラミックス協会
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パートT セラミック化学の基礎 第1章人間生活とセラミックス 1.1 身の回りのセラミックス 1.2 セラミックスとは何か? 1.3 セラミックスの未来 1.4 本書の横成 第2章 原子の構造と化学結合 2.1 セラミックスを構成しているもの 2.2 物質の構成 2.3 原子・分子・イオン 2.4 電子配置 2.5 元素の種類 2.6 化学結合の種類 第3章 固体構造と物性 3.1 結晶とは何か 3.2 結晶の構造 3.3 無機物質の結晶構造 3.4 結晶の構造と性質 3.5 結晶の不完全性と特性変化 3.6 ガラスの構造と性質 第4章 平衡状態図 4.1 平衡状態図から得られる情報 4.2 物質の三態 4.3 系,成分,相および相律 4.4 一成分系状態図 4.5 二成分系状態図 第5章 セラミックスの合成プロセス 5.1 セラミックスの原料 5.2 原料粉末の合成 5.3 成形 5.4 焼結 5.5 単結晶の育成 パートU セラミックスの性質とその応用 第6章 陶磁器 6.1 陶磁器の種穎 6.2 陶磁器の原料 6.3 陶磁器の製法 6.4 釉薬と絵付け 6.5 耐火れんが 第7章 ガラス 7.1 ケイ酸塩ガラス 7.2 ホウ酸塩ガラス 7.3 リン酸塩ガラス 7.4 光ファイバー 7.5 結晶化ガラス 第8章 セメント 8.1 セメントとコンクリ−卜 8.2 セメントの歴史 8.3 ポルトランドセメントの製造法 8.4 セメントの性質 8.5 コンクリート 8.6 いろいろなセメント 8.7 セメント・コンクリートと環境間遠 第9章 ファインセラミックス 9.1 ファインセラミックス 9.2 高強度セラミックス 9.3 セラミックスと熟 9.4 誘導セラミックス 9.5 導電セラミックス 9.6 磁性セラミックス 9.7 バイオセラミックス 9.8 環境・エネルギーとセラミックス
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