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塚本直幸編著 |
A5・192頁 / 2200円 発行年月日 : 2019年3月 ISBN : 978-4-7655-4486-3 |
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新たな装いの路面電車システム(LRT=Light Rail Transit)は、都市交通問題の解決、都市の環境保全、中心市街地の活性化等に大きな役割を果たすとして世界中で注目され、整備が進んでいる。しかし、日本ではLRTは期待されながらも整備は進んでいない。本書は、実例を通して路面電車あるいはLRTの良さを知ってもらい、またLRTを活かしたまちづくりの手順、制度、課題を多くの人に知ってもらう目的で書かれたものである。縦書き・4色刷。
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【関連図書のご案内】 2022年4月刊行 「路面電車とまちの風景−LRTデザインパレット −」 ペリー史子・塚本直幸著
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第1章 トラムでヨーロッパ地方都市のまち歩き アンジェ ストラスブール ディジョン トゥール ボルドー モンペリエ サラゴサ ビルバオ カールスルーエ コラム:各国のトラムの新設動向、ドイツのトラム、トラムの乗り方
第2章 暮らしに根付いた日本の地方都市の路面電車 札幌 富山 高岡・射水 福井 堺・大阪 岡山 広島 松山 長崎 コラム:工事が始まった宇都宮ライトレール、日本の路面電車の整備動向
第3章 LRTがもたらすまちの変化 魅力的なまちにするためのLRTの役割 LRTのデザインがもたらす歩行者空間の上質化 歩行空間の改造 人々の意識の変革 コラム:都市において自動車交通はどうあるべきか
第4章 LRTをつくるためには LRT導入のためのまちの要件 LRT計画の枠組み 軌道をどう敷設するか 日本で導入するための制度 LRT導入に関わる制度と社会的合意形成 コラム:道路空間の公共性に関する市民意識
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