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大西正幸著 |
B6・172頁 / 2200円 発行年月日 : 2016年11月 ISBN : 978-4-7655-4481-8 |
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約120年前、市民の「あこがれの家電生活」は、白熱電球からはじまった。その後、扇風機、電熱器、アイロンなどが欧米から輸入され、大正末期から昭和初期になると、電気冷蔵器、電気洗濯機、電気掃除機といった大物商品も売り出された。しかし、当時の家電製品は相対的に価格が高く、市民が気軽に買えるものではなかった。それから時を経て現在、無数の家電製品に囲まれた生活から考えると、かつてこのような時代があったことなど到底考えられないが、歴史的には家電のない時代のほうがうんと長い。本書では、こうした家電製品が発明され普及していく黎明期を探った。具体的には大正、昭和初期(戦前)の利用実態を中心にまとめ、戦後の流れを簡単に辿っている。
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