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日本下水文化研究会屎尿研究分科会編 |
B6・246頁 / 2420円 発行年月日 : 2003年4月 ISBN : 4-7655-4436-2 |
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【在庫僅少・美本ございません】 【出荷までに1週間程度お時間を頂く場合がございます】 「憚り」とも呼ばれることが物語るように,なんとなく話題にすることが憚られる便所.ましてや屎尿の話しとなると…….本書は,その便所と屎尿処理とを真っ正面からとり上げて,さまざまな切り口で語る一般向き読み物.一話読切りで,つい「うーん」と唸りたくなる(?)31話がおさめられている.日本下水文化研究会は1986年発足のNPO.
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プロローグ:屎尿の処分と処理の移り変わり 屎尿汲取り業の一代記 バキュームカーの開発 屎尿積み替えと貨車輸送 海洋投棄とその歩み 日本独自の技術:屎尿消化槽 みやこ肥料:コンポスト化 屎尿汲取りの移り変わり:仙台市から 京都屎尿事情 大正末期の大都市の屎尿停滞:大阪市 トイレの異名あれこれ 『十字号糞培例』に見る屎尿施肥 『都繁昌記』に見る汲取り 籌木とは:長岡京のトイレ跡から 下肥の流通と肥船 厠と屎尿の法制史 屎尿の文章表現:文芸作品から 江戸川柳に詠まれている便所と屎尿 落語から便所と屎尿の噺を拾う 絵画に見るトイレ トイレットペーパーと下水 屎尿処理技術の開発 屎尿の活性汚泥処理:綾瀬作業所 狂乱:浦安の舞 糞便の排泄機構 屎尿と環境ホルモン 世界のトイレを旅する インドネシアの屎尿事情 英仏の水洗化以前の屎尿処分 欧米における水洗便器の発達 エピローグ:屎尿の行方
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