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鈴木敏著 |
B6・198頁 / 1980円 発行年月日 : 2000年12月 ISBN : 4-7655-4422-2 |
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環境とのかかわりから,道のあるべき姿を考えてみようという読み物.事例なども紹介しながら,周辺環境への悪影響として代表的な振動,騒音,排気ガス汚染の問題,自然生態系への影響や地球温暖化の問題などをとり上げ,さらに景観やバリアフリーの視点からも検討している.
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1 安全な歩行者空間を目指して 銀座から車が消えた 歩くための道 歩道に屋根をかける 安全な街の抜け道 街から車を締め出す そして歩車共存へ 2 道路建設は環境にどうかかわっているか 先史時代からあった環境破壊 都市の膨張と交通の発達 ある孤島のはなし 清潔だった日本の道路 道路建設が環境を破壊する 廃棄物のリサイクルを進める道路舗装
3 道路交通と生活環境 自動車の影響 騒音や振動の影響 自動車交通による大気の汚染 路面電車の復活 渋滞解消が排気ガスを減少させる
4 路上の汚れ問題 道路の排水 路上のゴミ 自転車と道路環境
5 街路の安全とバリアフリー 人に優しい道路とは 住民参加の道づくり 寒冷地の道路
6 道と自然環境のかかわり 生物多様性の保全 道路におけるグランドカバー 山岳道路の環境保全 道にビオコリドーをつくろう 並木道がビオコリドーになる
7 地球環境の保全 二酸化炭素の削減と道路建設 道の二酸化炭素削減と緑 地球温暖化対策推進要綱と炭素税 樹木の緑による二酸化炭素の固定
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