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| 中村一恵著 |
B6・188頁 / 1980円
発行年月日 : 1994年1月
ISBN : 4-7655-4401-X |
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【在庫僅少・美本ございません】
人間の直接あるいは間接的な介入によって新たに入ってきた外来動物が，繁殖を繰り返し，定着したと判断されてはじめて，帰化動物と呼ばれるようになる．本書は，そのような帰化動物をめぐる興味深い話のあれこれを，一般の読者向けにおもしろく，わかりやすく語った書である．
【主要目次】生きものたちは「壁」を越えて広がる／密航する動物たち／人間に役立つ動物たちのたどった歴史／野生化するペットたち／日本の自然と帰化動物
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第1章 生きものたちは「壁」を越えて広がる
能動的か受動的か／帰化生物とは何か／帰化生物の起源と歴史
第2章 密航する動物たち
イエガラスとイエスズメ／クロゴキブリとチャバネゴキブリ／アオマツムシ／ニホンヤモリ／ホソオチョウ
第3章 人間に役立つ動物たちのたどった歴史
ウシガエル／アメリカザリガニ／ブラックバス／ハクビシン／ティラピア
第4章 野生化するペットたち
ワカケホンセイインコ／アカミミガメ／アライグマ／ハリネズミ
第5章 日本の自然と帰化動物
古都に住みついた熱帯のリス／帰化鳥のニューフェイス・カオグロガビチョウ／アヒルが空を飛んだとき／人が自然を破壊し，生物界を撹乱する／予想外の事態が起きる
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