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J.C.カイマル著/光田寧・山田道夫訳 |
A5・116頁 / 3850円 発行年月日 : 1993年10月 ISBN : 4-7655-4215-7 |
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【在庫僅少・美本ございません】 大気境界層が単純で理想的な条件ではどのような性質をもつか,感部を選ぶのにはどのようなことを考えたらよいのか,感部の出力はどのように記録したらよいかといった,研究者に必要な基礎知識を記述した有用な手引書.著者は超音波風速計を用いて大気境界層の大規模な観測を最初に行っており,この種の観測と資料解析の第一人者である. 【主要目次】大気境界層/大気境界層のスペクトルとコスペクトル/大気境界層でのプロファイルとフラックスの測定/大気境界層のデータの取得と処理
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微細気象学
第1章 大気境界層 1.1 はじめに 1.2 歴史的展望 1.3 大気境界層の特性 1.4 大気境界層におけるプロファイルおよびフラックスについて 1.5 安定度パラメータ 1.6 接地層のスケーリング 1.7 混合層のスケーリング 1.8 局所自由対流のスケーリング 1.9 局所的Monin-Obukhov相似則 1.10 乱流の運動エネルギーと温度分散の収支 1.11 この章のまとめ この章の引用文献と参考書
第2章 大気境界層のスペクトルとコスペクトル 2.1 はじめに 2.2 境界層のスペクトルの特徴 2.3 慣性小領域 2.4 エネルギー保有領域 2.5 波数から周波数への変換 2.6 接地層のスペクトル 2.7 混合層のスペクトル 2.8 安定外部層のスペクトル 2.9 乱流のコスペクトル 2.10 この章のまとめ 付録2-A 低周波での1次元スペクトル 付録2-B Kolmogorov定数とVon Kアrmアn定数の関係 この章の引用文献と参考書
第3章 大気境界層でのプロファイルとフラックスの測定 3.1 はじめに 3.2 プロファイル測定のためのセンサ (1)平均風のセンサ (2)平均気温のセンサ (3)平均湿度のセンサ 3.3 フラックス測定のためのセンサ (1)速度変動のセンサ (2)温度変動のセンサ (3)湿度変動のセンサ 3.4 塔による影響とセンサの設置 3.5 表面フラックスの測定 (1)プロファイル法 (2)渦相関法 (3)垂直風速変動を用いる方法 (4)wとθの標準偏差を用いる方法 (5)乱流運動エネルギーの散逸率を用いる方法 3.6 この章のまとめ 付録3-A 超音波風速温度計の原理 付録3-B 非直交配置 付録3-C トランスデューサの影による影響の補正 この章の引用文献と参考書
第4章 大気境界層のデータの取得と処理 4.1 はじめに 4.2 サンプリング間隔の選定 4.3 平均化時間の選択 4.4 デジタル時系列の処理 (1)エリアシングの除去 (2)トレンドの除去 (3)余弦テイパリング (4)0の付加 (5)間引き 4.5 データのスペクトル解析 (1)周波数の平滑化 (2)スペクトルの継ぎあわせ (3)スペクトルデータ中のノイズ 4.6 公式保存記録作成のためのデータ処理 4.7 平坦でない地形上での座標交換 4.8 レイノルズ平均と移動平均によるフィルタ 4.9 この章のまとめ 付録4-A 連続した信号のサンプリング 付録4-B 有限サンプリングと平均操作 付録4-C 移動平均フィルタとレイノルズ平均 この章の引用文献と参考書
訳者あとがき 索引
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