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真家和生・小川義和・熊野正也・吉田優編著 |
A5・144頁 / 2420円 発行年月日 : 2014年4月 ISBN : 978-4-7655-4129-9 |
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博物館学芸員は,資料の収集・保管・調査研究・展示教育などに携わる専門職員で,博物館(美術館,科学館,動物園,植物園等を含む)に就職するための国家資格である。本書は,博物館学芸員の資格取得をめざす方のための書。大学の博物館学芸員過程必須9科目がそのまま章項目として対応しており,本書1冊で必須9科目の真髄がすべて理解できる。
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はじめに
目次
1章 生涯学習概論 1.1 生涯学習の生物学的基盤 1.2 人権・学習権・教育の義務 1.3 生涯学習の意義と展開 1.3.1 ラングランの生涯教育論 1.3.2 日本での生涯学習の展開 1.4 生涯学習の内容と方法 1.4.1 生涯学習の内容 1.4.2 生涯学習の方法 1.5 生涯学習と博物館
2章 博物館概論 2.1 関連法規 2.2 世界の博物館の歴史 2.3 日本の博物館の歴史 2.4 博物館理念の変遷 2.5 学芸員の役割 2.6 博物館の種類と使命と役割 2.6.1 博物館の種類 2.6.2 博物館の使命と役割 2.7 博物館の利用実態と評価 2.7.1 博物館の利用実態 2.7.2 博物館の評価
3章 博物館教育論 3.1 博物館における学びの特性 3.1.1 博物館の学びの双方向性 3.1.2 博物館における学びを広くとらえる 3.1.3 今後の博物館における教育の在り方 3.2 来館者の特性と博物館の教育理論 3.2.1 博物館における体験 3.2.2 教育理論 3.3 学校教育と博物館教育 3.3.1 学校と博物館の使命 3.3.2 学校教育と博物館教育の相違 3.3.3 現在社会における博物館教育の意義 3.4 地域博物館の特色と役割 3.5 地域博物館の良好例
4章 博物館展示論 4.1 人文系・歴史系博物館の展示手法と課題 4.1.1 展示の特徴 4.1.2 展示の手法 4.1.3 展示の課題 4.2 美術系博物館の展示手法と課題 4.3 自然系・理工系博物館の展示手法と課題 4.3.1 自然系・理工系博物館における展示の意義 4.3.2 特徴的な展示手法と課題 4.4 民俗系博物館の展示手法と課題 4.5 資料展示と社会教育 4.6 資料展示と回想法
5章 博物館情報・メディア論 5.1 博物館からの情報発信 5.2 情報伝達媒体の進化 5.3 情報のアーカイブ 5.4 情報経営とネットワーク形成
6章 博物館資料論 6.1 博物館資料の多様性 6.2 人文系・歴史系博物館の資料の収集・資料化・整理・登録 6.2.1 考古資料の収集 6.2.2 考古資料の整理 6.2.3 文献資料の収集 6.2.4 文献資料の整理 6.2.5 考古資料・文献資料の登録と保存 6.3 美術系博物館の資料の収集・資料化・整理・登録 6.4 自然系博物館の資料の収集・資料化・整理・登録 6.5 民俗系博物館の資料の収集・資料化・整理・登録 6.5.1 民具資料の受入の流れ
7章 博物館資料保存論 7.1 資料の保存 7.2 博物館以前の保管と保存 7.3 資料保存のための環境管理 7.3.1 湿度管理 7.3.2 空気環境の管理 7.3.3 光と照明の管理 7.3.4 虫やカビによる被害の防止 7.4 資料の梱包と輸送の原則 7.5 今後の取り組み
8章 博物館経営論 8.1 設置者と組織 8.1.1 設置者 8.1.2 組織 8.2 経営基盤と管理・運営 8.2.1 経営基盤 8.2.2 経営 8.2.3 管理・運営 8.3 危機管理と管理マニュアル 8.3.1 博物館の危機管理 8.3.2 博物館の危機管理マニュアル 8.4 資料の借用・貸出し・返却 8.5 ミュージアムショップ 8.5.1 ミュージアムショップとは 8.5.2 ミュージアムショップの過去と現在 8.5.3 ミュージアムショップのコンセプトと経営計画 8.5.4 ミュージアムショップの経営形態 8.5.5 ミュージアムグッズと商品構成
9章 博物館実習 9.1 学内実習と館務実習 9.2 コギン刺し 9.2.1 コギン刺しの刺し方(コースターづくり) 9.3 拓本 9.4 着物のたたみ方 9.4.1 和服とは 9.4.2 本畳み 9.4.3 畳み夜よ着ぎ 9.5 土器の梱包 9.6 掛軸・巻子・陶磁器・漆工品の取扱い 9.6.1 掛軸の取扱い 9.6.2 巻子の取り扱い 9.6.3 陶磁器の取扱い.茶碗 9.6.4 漆工品の取扱い 9.7 レプリカ
資料教育基本法 博物館法 博物館法施行令 博物館法施行規則 博物館の設置及び運営上の望ましい基準 ICOM 条約 参考文献 索引
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