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佐藤敦久監修/石橋良信・西村修・今野弘・秋葉道宏編著 |
A5・192頁 / 2860円 発行年月日 : 2013年1月 ISBN : 978-4-7655-3457-4 |
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飲み水のさらなる安全性が求められている。本書は生活に欠くことのできない水道について,そのしくみと歴史,水処理の原理と各種水処理技術,水道水源を取り巻く水環境と水質浄化技術,途上国への技術協力や水ビジネスなど水道をめぐる国際情勢,そして東日本大震災を事例とした水道の耐震技術,応援体制など,多角的な視点からやさしく解説した。
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第1章 水道と水質衛生の背景 1.1 水道のしくみ 1.2 公衆衛生としての水道 1.3 水道の歴史と感染症 1.4 安全な水への対策 第2章 水処理 2.1 水道における水処理 2.2 粒子の沈降と沈澱 2.3 懸濁粒子の凝集 2.4 ろ過の原理 2.5 将来を担う膜ろ過 2.6 高度浄水処理と紫外線処理 2.7 微生物のかかわる水処理 2.8 汚泥の処理・処分 第3章 水道を取り巻く水環境 3.1 水道水源の水質保全への取り組み 3.2 水源の水質問題 3.3 貯水池の水質改善―湖沼水・ダム水の直接浄化対策 3.4 河川における浄化対策―沈木を用いた水質浄化システムの構築 3.5 水源環境への負荷軽減対策―下水道と合併浄化槽 3.6 流域管理 3.7 都市の水循環 第4章 水道と国際・社会情勢 4.1 水道ビジョン 4.2 国際協力 4.3 地球規模の環境問題と水道 4.4 国連ミレニアム開発目標と世界の衛生状況 4.5 水ビジネス 第5章 水道と地震 ―東日本大震災を事例として― 5.1 緊急時における連絡・応援体制 5.2 東日本大震災と宮城県内の水事情 5.3 東日本大震災から学ぶもの
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