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古米弘明ほか編 |
B6・154頁 / 1760円 発行年月日 : 2012年3月 ISBN : 978-4-7655-3455-0 |
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河川・湖沼等の水域に供給される大気降下物由来の窒素化合物は,酸性雨の原因物質であると共に,森林域の重要な栄養物質であり,その過剰は土壌の酸性化と陸水の富栄養化をもたらす。本書では,窒素の捉え方,流域の窒素管理の在り方について,「河川における窒素の位置づけ→なぜ,窒素が重要なのか?」,「窒素の起源とその収支→どこから,窒素はもたらされるのか?」,「渓流における窒素挙動→なぜ,河川上流部で窒素濃度か高い所があるのか?」,「森林のメタボ化→硝酸態窒素の高濃度は何を意味するのか?」,「窒素起源の特定手法→窒素の由来を識別できるか?」の視点でわかりやすく解説している。
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序章 大気由来窒素に着目した河川水質の捉え方
第1章 渓流水の高い窒素濃度
第2章 窒素の起源と大気からの降下物
第3章 森林の窒素飽和現象
第4章 窒素の排出源の特定
第5章 流域の窒素管理に向けて
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