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真木太一著 |
B6・208頁 / 2200円 発行年月日 : 2012年3月 ISBN : 978-4-7655-3454-3 |
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近年,エアロバイオロジーの研究が進み,発展する中,黄砂が及ぼす重大な影響の解明が進められてきている。黄砂の飛来に伴う大気汚染物質,口蹄疫,麦さび病,鳥インフルエンザについて言及している。その中でも特に記憶に新しい口蹄疫の侵入経路,伝播経路,蔓延状況について詳細に説明している。それは,口蹄疫以外の病原性微生物侵入に対処すべき姿勢と方向性を明確に示している。
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1章 黄砂と越境大気汚染
2章 口蹄疫の基本情報と発生,防疫および空気伝染
3章 海外での口蹄疫の発生状況
4章 口蹄疫の初発生の伝播経路とその原因−黄砂,風による伝播,蔓延−
5章 詳しい発生状況の考察−疫学調査中間とりまとめ−
6章 口蹄疫の防疫対応・改善法国−口蹄疫対策検証委員会報告書−
7章 日本学術会議からの黄砂,大気汚染物質に関する報告,提言
8章 鳥インフルエンザの発生,蔓延について
9章 2007年の大分県,山口県での麦さび病の発生,伝染状況
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