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田畑貞寿編著/大野由起子著 |
A5・162頁 / 2200円 発行年月日 : 2011年6月 ISBN : 978-4-7655-3450-5 |
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現代社会がストレス社会だと言われて久しい。誰もが気忙しく日々の生活を送り,それに慣らされていっているかのようです。関係ないと思っていた世界情勢により職を失ったり,就職できなかったり,仕事が忙しくなったり,社会も個人もゆとりのない状況に陥り,それが続いています。社会が忙しいと,人はそれに追い回されてしまうし,逆に一人ひとりの気持ちに余裕がないと,社会全体もギスギスしてしまいます。パワースポットに行列ができたり,癒しがブームになっているのを見ますと,癒されたいと思っている人が多いことがわかります。癒しには,音楽療法やアロマテラピーをはじめ様々なものがありますが,今のような時代だからこそ緑による癒しを勧めたいというのが本書の目的です。そして本書では緑のほかに特に五感に着目し,できるだけ身近な話題を取り上げるように努めました。(はじめにより)
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1 緑について 1.1 緑とは 1.2 緑のプラス面とマイナス面 1.3 緑の話あれこれ 1.4 緑とともに
2 療法について 2.1 療法とは 2.2 療法と癒し 2.3 いろいろな療法
3 グリーンセラピー 3.1 幸せ求めて 3.2 グリーンセラピーの定義 3.3 グリーンセラピーが役に立つ
4 緑と癒し 4.1 緑にはなぜ癒しの効果があるのか 4.2 癒しのメカニズム
5 癒される空間を求めて 5.1 五感とグリーンセラピー 5.2 様々な緑と五感 5.3 癒される空間
6 事例紹介 浜離宮恩賜庭園/国立科学博物館附属自然教育園/代々木公園/明治神宮/皇居/高知県土佐山/備北丘陵公園/飛鳥/武蔵丘陵森林公園/高知県立牧野植物園/知床
引用・参考文献
おわりに
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