|
環境にやさしい国づくりとは? |
−日本そしてドイツ− |
K.H.フォイヤヘアト・中野加都子共著 |
A5・198頁 / 3080円 発行年月日 : 2011年3月 ISBN : 978-4-7655-3447-5 |
|
|
|
環境対策をリードするドイツと日本。環境について何とかしたい、自然を大切にしたいというのは両国民にとって共通の思いです。しかし、「持続可能性」「生物多様性」などという環境用語には、日本人にとって何か違和感があるのです。身体にしみ込んでこない、そんな感覚的な距離があるのです。この原因はどこにあるのでしょうか。そして、丈夫で使いやすく、工夫を重ねる「ものづくり」への姿勢。これも多くの人が日本とドイツの共通点だと思っています。「もの」を通した信頼性と安らぎ。ドイツのものづくりにはどんなきっかけがあったのでしょうか。本書では、幅広いテーマについて、日本とドイツの共通点と違いに焦点を当てて、筆者らが日本語で議論してきた内容をまとめたものです。これをもとに、「低炭素社会」「循環型社会」「自然共生」という今後の目標に、日本人が希望の第一歩を踏み出すヒントを提供しています。
|
|
|
|
【主な内容】 ・ グリーン・ニューディール政策ってどんなことをやっているの? ・ ごみ埋立地ゼロなんてできるの? ・ マイスター制度になぜ関心がもたれるの? ・ 「生物多様性」ってわかる? ・ 環境先進都市に挑戦するにはどんなことをすればいいの? ― 最新の知識を整理できます。 ― 日本人の感覚的バックボーンに基づいて環境を理解できます。 ― なぜ日本人に環境用語が身体にしみ込まないのかがわかります。 ― ドイツの先進的な取り組みとともに苦しみも理解できます。 本書は、自分の思いに肉付けして環境について考えたいみなさん、市民にわかる言葉で地域の環境政策を進めたい行政担当の方々、消費者の心をつかむきっかけを探る企業のみなさん、に役立ちます。
|
|
|