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水再生利用学 |
−持続可能社会を支える水マネジメント− |
Takashi Asano・Franklin L.Burtonほか著/浅野孝ほか監訳 |
B5・1316頁 / 30800円 発行年月日 : 2010年11月 ISBN : 978-4-7655-3445-1 |
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【出荷までに1週間程度お時間を頂く場合がございます】 地球規模での人口増加と都市化が顕著になり,都市用水の必要量が増大し,水質汚濁など旧来から認識されていた問題に加え,気候変動の影響による洪水,渇水などの防災対策,枯渇資源の節約,回収と再利用など,社会の持続性を見据えた対応が緊急に求められている。本書刊行の最終的な目標は,地域に基づいた統合的な水資源マネジメントの重要な要素である水再利用を通して,将来の地球環境を守っていく責任を持つことになる若い研究者,技術者の養成に役立つことである。本書の日本語版の表題『水再生利用学−持続可能社会を支える水マネジメント』は,まさに著者らの概念を的確に捉えたものとなっている。
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第1部 水の再利用:序論 1章 水再生と再利用の現況と役割 2章 水再利用:経過と現状
第2部 水再利用における健康と環境に関する課題 3章 下水の特性と健康・環境問題 4章 規則と指針 5章 健康リスク分析
第3部 水再生と再利用の技術とシステム 6章 水再利用技術と処理システム 7章 二次処理による汚濁成分除去 8章 残存浮遊物質の除去 9章 膜処理による溶存成分の除去 10章 残留微量成分の除去 11章 消毒プロセス 12章 サテライト処理 13章 オンサイト分散型システム 14章 供給と貯留 15章 二系統配管システム
第4部 再生水利用用途 16章 再生水利用用途 17章 農業利用 18章 修景用灌漑 19章 工業利用 20章 都市における灌漑用途以外の利用 21章 環境利用とレクリエーション利用 22章 地下水涵養 23章 表流水の増量を通じての間接的飲用再利用 24章 飲料水としての直接利用
第5部 水再利用の実施 25章 水再生・水再利用の計画 26章 住民参加と事業実施
附録
索引/欧文索引/英訳リスト
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