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書籍詳細
 
田園で学ぶ地球環境
重村力編著
B5・254頁 / 2750円
発行年月日 : 2009年2月
ISBN : 978-4-7655-3435-2
 

内容紹介
田園体験を通じた環境教育というものについて,事例を紹介しながら,そのアプローチや学び方を考える環境「学問のすすめ」の書。農作業体験や,生物の育生,収穫活用の体験,農山漁村環境での生活体験などの田園における環境学習には,総合性,集団性,体験性,身体性という意味において他の手段による環境教育では容易に得られない特徴がある。土と生き物から子どもたちは何を学ぶのか。子どもたちの田園体験の意義について考える。
 
目次
第1部 農村の景観と子どもの感性

  1.1 土と生き物にふれる体験
  1.2 田園が子どもの心を豊かにする
  1.3 学校と地域を結ぶ水環境教育
  1.4 ため池環境からみる人と自然
  1.5 川と暮らしの原風景と子どもの研究体験

第2部 環境が人を育てる

  2.1 田園環境の教育力
  2.2 環境資源の活用プログラムとその学校づくり
  2.3 英国のシティファーム・コミュニティガーデン
  2.4 まちづくりに参加する中学生会議
  2.5 環境教育を重視した集落ビジョンづくり

第3部 田園環境教育のかたち

  3.1 田んぼの学校と農の体験
  3.2 山村留学制度を通した環境学習
  3.3 廃校と自然共生の教室
  3.4 総合学習の原点と地域づくり

第4部 自然豊かな学校空間

  4.1 校庭の計画と環境教育
  4.2 屋上に「田んぼ」のある小学校
  4.3 森を創り出す学校
  4.4 学校で海の生き物にふれる
  4.5 学校とその周辺の自然の意義
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