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有限責任中間法人膜分離技術振興協会・膜浄水委員会監修/浄水膜(第2版)編集委員会編 |
A5・286頁 / 2970円 発行年月日 : 2008年2月 ISBN : 978-4-7655-3426-0 |
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日本は膜分離技術の先進国として確たる地位を築いている。それは膜モジュールの開発・標準化の流れにしっかりと対応してきたからである。本書は2003年6月に初版が発行され,実用書・入門書として好評を博してきた。今回,膜モジュールの開発・標準化,膜分離技術の進歩に対応し,改訂に至った。その対象は,従来の浄水処理・造水処理はもとより,新たな水資源と考えられ本格的導入が始まっている排水処理にも及んでいる。
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第1章 浄水膜の時代 [1.世界における浄水膜の普及状況/2.水資源と水利用/3.水利用と浄水膜の使われ方/4.クリプトスポリジウム除去に有効な大孔径ろ過(LP)膜/5.砂ろ過の機能を超えるUF膜とMF膜/6.高度浄水処理機能を発揮するNF膜とBWRO膜/7.蒸発法に代わる海水淡水化用RO(SWRO)膜]
第2章 水道水質基準と浄水膜の除去性能 [1.水道水質基準/2.浄水膜の除去性能]
第3章 浄水膜の種類と開発の歴史 [1.種類/2.開発の歴史/3.膜分離の原理/4.LP膜(大孔径ろ過膜)の定義/5.MF膜/UF膜の定義/6.NF膜/BWRO膜の定義/7.SWRO膜(海水淡水化RO膜)の定義/8.膜モジュールの形状と構造]
第4章 水道用浄水膜の制度と規格 [1.膜モジュールの歴史と規格/2.膜モジュールの認定制度と規格/3.膜モジュールの認定状況]
第5章 水道用浄水膜の実用例 [1.MF膜(7例)/2.UF膜(4例)/3.NF膜(2例)/4.RO膜(3例)/5.海水淡水化RO膜(3例)/6.LP膜(1例)]
第6章 これからの浄水膜 [1.高度化,高機能化/2.膜モジュールの標準化/3.健全な水循環維持のための浄水膜/4.新しい水道システム]
第7章 Q&A(よくある質問コーナー) [1.膜性能とは/2.濃度分極現象とは/3.膜面積とは/4.通水能力とは/5.実液透過流束とは/6.海水淡水化RO膜の膜透過流束とは/7.膜モジュール透水性能と設置面積の関係は/8.膜の分画分子量と孔径とは など20問]
技術資料 索引
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