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書籍詳細
 
都市水管理の先端分野
−行きづまりか希望か−
松井三郎監訳・著
A5・442頁 / 8140円
発行年月日 : 2003年6月
ISBN : 4-7655-3188-0
 

内容紹介
【美本ございません】
まさに「行きづまり」に向かいつつある状況下にあって,いかなる「希望」を描きだすことができるのか.本書は,都市の水問題をめぐって,「希望」へとつながる最前線の研究成果,技術情報,経済・財政的試み,制度的取組みなどをまとめた書で,世界各国の第一線で活躍する研究者,技術者が執筆を担当している.原著は“Frontiers in Urban Water Management−Deadlock or Hope”.
 
目次
1.都市水管理における課題
1.1 はじめに
1.2 都市の状況
1.3 居住可能な都市の模索
1.4 都市水環境の将来推測
1.5 参考文献
2.統合的集水域管理としての都市の水
2.1 はじめに
2.2 都市化の水資源への影響
2.3 統合的流域管理
2.4 統合された都市部の水管理の計画立案と実施
2.5 結論
2.6 参考文献

3.環境への影響
3.1 はじめに
3.2 水資源
3.3 社会的基盤施設
3.4 放出
3.5 都市用水
3.6 ツール
3.7 結論
3.8 参考文献

4.インフラ統合に関する問題
4.1 はじめに
4.2 都市開発における水事業の統合およびその重要性
4.3 都市雨水の氾濫と制御
4.4 飲料水の供給
4.5 排水と雨水の集水
4.6 排水処理
4.7 結論
4.8 参考文献

5.水供給と衛生の新しいパラダイム
5.1 水に関する都市基盤の新技術パラダイム変換の必要性
5.2 老朽化した水社会基盤の再構築と関係する環境問題
5.3 パラダイムシフトのための新しいバイオテクノロジーと物理化学的方法
5.4 開発途上国の要求を解決するための新しい方法
5.5 調査と開発の必要性
5.6 参考文献

6.開発途上国の問題
6.1 様々な制約
6.2 水質および健康
6.3 市街地およびその周辺地域の構造
6.4 水供給の選択肢
6.5 排水の解決
6.6 結論
6.7 参考文献

7.経済と金融の側面
7.1 水資源社会基盤に必要な金融
7.2 金融の方法と手段
7.3 水道サービスの費用
7.4 水に関する契約
7.5 水および下水の価格決定
7.6 開発途上国の都市
7.7 幾つかの勧告
7.8 参考文献

8.社会的,制度的,規制的問題
8.1 本章の目的
8.2 3つの主要な課題
8.3 新しいハイブリッド社会契約
8.4 歴史的経験と新千年紀
8.5 南の途上国諸国の都市の動態:社会経済的および環境的観点
8.6 水利用および汚染軽減政策の段階
8.7 市民社会の水・環境的課題への対応
8.8 未来のための選択肢は何か
8.9 謝辞
8.10 参考文献

9.21世紀への展望
9.1 はじめに
9.2 過去からの遺産
9.3 未来への展望
9.4 おわりに
9.5 参考文献
Copyright