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生態系との共生をはかる下水道のあり方検討会編 |
B5・102頁 / 4620円 発行年月日 : 2001年3月 ISBN : 4-7655-3175-9 |
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下水道の大きな課題である「生態系との共生」について,さまざまな角度から検討するとともに,各地で行われている対応事例なども紹介する.カラー80ページ.
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1.本書のあらまし 1.1 目的 1.2 構成 1.3 利用にあたって 2.生態系とその現状 2.1 生態系とは 2.2 生態系による恩恵 2.3 生態系の危機と対応 生態系の危機/生態系の危機への対応(地球サミットを契機として)/市民参加の動き
3.水環境の変遷と生態系:その中で下水道は 3.1 人間活動と水環境 3.2 水環境における下水道の役割 3.3 水環境の生態系をとりまく急速な変化と下水道のかかわり 水質に関する変化と下水道の役割/水辺空間および水量の変化と下水道の役割
4.下水道における生態系に対する視点 4.1 下水道の地域生態系とのつながり 4.2 処理水の放流先水域の生態系に対する課題と対応 4.3 生態系に配慮した下水道整備を進めるために 下水道における生態系に対する視点/生態系に配慮した取組みのアイデア/下水道行政における生態系への配慮
5.生態系にやさしい下水道の事例 5.1 枯れ川に水の流れを回復させ,生物の生息・生育場所を取り戻す より良い環境へ川を再整備し,水の流れを回復させる/現在の環境をそのままに,水の流れを回復させる 5.2 水域の水質汚濁を改善し,生物にとってより良い環境を提供する 下水道の整備により流入する汚濁を削減し,生息・生育環境を回復させる/処理水を浄化用水として導水し,水域の汚濁を改善し,生息・生育環境を回復させる 5.3 処理水放流の影響を減らし,生息・生育環境を向上させる 放流水の水質を改善し,生息・生育環境を向上させる/放流方法を改善し,生息・生育環境を向上させる 5.4 生物の生息・生育空間を創り出す 自然が失われた都市域に新たな生息・生育空間を創り出す 5.5 シンボルとなる生物の生息・生育環境を守る 放流水質を改善し,水産資源の生息・生育環境を守る/放流水質の改善や生息・生育場所の整備により,特徴的な生物の生息・生育環境を守る 5.6 環境教育の場を提供する 処理水を用いて整備した環境で生物とふれあい,環境への意識を啓発する
6.おわりに
参考資料:生態系にやさしい下水道の事例リスト/用語説明/参考文献/写真および資料提供一覧
コラム(地域の特徴を示す生態系のとらえ方/環境ホルモン/下水処理水の割合の多い水域でのBODの特徴N―BODとC―BOD)
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