gihodo shuppan
HOME 新刊案内 ジャンル別書籍 購入案内 会社案内 お問い合せ
書籍詳細
 
沿岸都市域の水質管理
−統合型水資源管理の新しい戦略−
浅野孝監訳/渡辺義公・大垣眞一郎・田中宏明訳
A5・476頁 / 8140円
発行年月日 : 1997年5月
ISBN : 4-7655-3146-5
 

内容紹介
【在庫僅少・美本ございません】
原著は“Managing Wastewater in Coastal Urban Areas”(National Research Council).水量・水質の両面からマネージメントを行い,積極的に環境の改善を図ろうという,新しい統合的な流域管理戦略を提示している.
 
目次
[本書の要旨]
沿岸域の現在の水質管理手法/汚水と雨水の管理に関連する主要課題/統合型沿岸域水質管理
第1章 序論
1.1 沿岸環境に与えるストレス
1.2 汚水と雨水の管理
1.3 水質管理と沿岸管理の現在の手法
1.4 水質管理の進展
1.5 未来へのチャレンジ
1.6 事例史

第2章 汚水と雨水の水質管理に関連する主要課題
2.1 地域特性
2.2 沿岸域の栄養塩
2.3 発生源対策と節水
2.4 処理の水準
2.5 雨水および合流式下水道の越流水
2.6 病原性微生物の検出
2.7 代替管理手法の開発
2.8 評価およびフィードバック
2.9 まとめ

第3章 統合型沿岸域水質管理
3.1 持続性のある将来像
3.2 統合型沿岸域水質管理システムの原理と方法論

第4章 統合型沿岸域水質管理の決定プロセス
4.1 ICMのダイナミックプランニング
4.2 選択・方針・制度
4.3 監視・情報管理・調査研究
4.4 まとめ

第5章 便益・障壁・解決・そして実施
5.1 概要
5.2 便益
5.3 障壁と解決法
5.4 実施
5.5 21世紀の水質管理

第6章 沿岸域での栄養塩の役割
6.1 富栄養化と有害藻類の影響
6.2 沿岸域の富栄養化と藻類の異常発生の制御
6.3 結論

第7章 沿岸域の病原性微生物
7.1 下水に由来する微生物
7.2 沿岸域での病原性微生物の発生
7.3 海水中での腸管系微生物の生存性
7.4 水浴による罹病
7.5 微生物に対するリスクアセスメントによるアプローチ
7.6 貝類およびリクレーションからの微生物学的リスクのまとめ

第8章 沿岸環境における汚染物質の輸送と消長
8.1 概要
8.2 流入のメカニズム
8.3 輸送と消長
8.4 放流システムの全体設計・面源の制御・モデルの利用
8.5 まとめ

第9章 沿岸域の水質保全のための技術および管理方法の選択
9.1 概要
9.2 発生源対策
9.3 下水処理
9.4 消毒
9.5 雨天時合流式下水道の越流水の管理
9.6 面源管理方法の選択

第10章 沿岸域の水質管理のための政策の選択と手法
10.1 制度の背景
10.2 管理手法
10.3 資金調達機構
Copyright