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和田安彦著 |
A5・228頁 / 3960円 発行年月日 : 1995年10月 ISBN : 4-7655-3143-0 |
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【在庫僅少・美本ございません】 【出荷までに1週間程度お時間を頂く場合がございます】 環境問題は「科学・技術の使い方の偏り」が招いたものであり,環境との共生には「人類の生存を可能にする持続可能な開発」が必要である.本書は,環境問題の現状・要因・メカニズムを明確にし,全く新しい環境計画の考え方・方法を詳述している. 【主要目次】序論/環境問題の変容と我が国の対応/環境と共生する都市づくり/水辺の変遷と環境に配慮した河川づくり/下水道による都市の水環境管理と多目的利用/都市の雨水対策/ウォーターフロント開発の現状と事例/ごみ問題と地球環境
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1.序論 1.1 環境と人間のかかわり 自然のビジネス化による被害/自然の施設化による被害 1.2 都市と環境
2.環境問題の変容と我が国の対応 2.1 地球環境問題の概要 地球の温暖化/オゾン層破壊 2.2 近年の環境問題の特徴 2.3 地球環境問題解決の難しさの背景 森林の減少/鉱物資源の減少/様々なレベルでの環境破壊 2.4 地球環境保全に向けた国際的な取り組み 国際的な規制・禁止の取り決めを行うもの/国際的合意に基づいて一定基準を設け,その遵守の義務づけを行うもの/経済的手法を用いて国際的に環境配慮型経済活動を促進するもの/国際的な努力目標を明確にすることにより全体として地球環境負荷の低減化を目指すもの 2.5 我が国の法規制などの変化 環境基本法/廃棄物の処理及び清掃に関する法律/再生資源の利用の促進に関する法律(リサイクル法)/産業環境ビジョン
3.環境と共生する都市づくり 3.1 最新の都市環境の現状と変化 都市の環境問題/インナーシティ問題/都市環境再生への対策 3.2 環境と共生する都市づくりへの取り組み エコポリス計画/エコシティ
4.水辺の変遷と環境に配慮した河川づくり 4.1 我が国の河川の特徴と河川整備の歴史 我が国の河川の特徴/河川整備の歴史 4.2 リバーフロント整備事業 リバーフロント整備の基本方針/リバーフロント整備の事例 4.3 多自然型河川への取り組み 多自然型河川の概要/多自然型河川に向けた調査/自然型河川づくりの具体的方法/課題
5.下水道による都市の水環境管理と多目的利用 5.1 下水道の歴史 海外の下水道/我が国の下水道 5.2 下水道の機能と役割 5.3 下水道の種類 公共下水道/流域下水道/都市下水道 5.4 下水道のシステム 5.5 下水道の新たな役割 モデル事業による都市の水環境づくり/下水道の多目的利用 5.6 今後の下水道計画具体化に向けての方策 今後の下水道計画を具体化するための方法/今後の下水道への技術的課題
6.都市の雨水対策 6.1 都市化による水環境の変化とその影響 量的な変化/質的な変化 6.2 都市域の雨水排除システム 総合治水対策/新しい総合治水対策/制御効果の定量化/大都市における雨水整備の方向 6.3 都市域のノンポイント汚染源負荷対策 都市域の汚濁負荷/ノンポイント汚染源負荷の水系水質に与える影響 6.4 雨水貯留浸透施設とその効果 雨水貯留施設の種類/今後の雨水貯留池の設計の方向/雨水浸透施設/雨水浸透施設の問題点とその対策/管内貯留による雨水対策
7.ウォーターフロント開発の現状と事例 7.1 ウォーターフロント開発の背景 一般的な背景/都市レベルでの背景/ 7.2 ウォーターフロント開発の特徴 ウォーターフロントの特性/ウォーターフロント開発の特徴および長所 7.3 海外のウォーターフロント開発の事例 アメリカ/カナダ(バンクーバー)/オーストラリア 7.4 我が国におけるウォーターフロント開発 我が国におけるウォーターフロント開発の現況/大阪ベイエリアにおけるウォーターフロント開発
8.ごみ問題と地球環境 8.1 ごみ減量・リサイクル促進のための経済的手段 経済的手段導入の必要性とその種類/デポジット制度/ごみ処理の有料化 8.2 LCAとごみ問題への適用 LCAの概要
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