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和田安彦著 |
A5・250頁 / 4180円 発行年月日 : 1990年7月 ISBN : 4-7655-3121-X |
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従来積極的に行なわれてきた産業系,生活系の特定汚染源からの汚濁負荷削減対策では対処しきれない市街地,農業地域,自然地域等に広く面的に存在するノンポイント汚染源負荷の発生と流下機構を解説.都市域における合流式下水道の越流挙動,分流式下水道雨水管での流出挙動の解析等の筆者らの研究成果に環境庁の調査結果を加味してまとめた. 【主要目次】ノンポイント汚染源負荷の定量・原単位/ノンポイント汚染源からの汚濁負荷流出モデル/ノンポイント汚染源負荷の計測・制御/他全6章
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ノンポイント汚染源のモデル解析
1 ノンポイント汚染源負荷
1.1 ノンポイント汚染源の定義 1.1.1 ノンポイント汚染源の定義 1.1.2 ノンポイント汚染源負荷に関する研究の重要性 1.2 ノンポイント汚染源負荷の種類 1.2.1 自然系の汚染源負荷 1.2.2 非都市部での汚染源負荷 1.2.3 都市部での汚染源負荷 1.2.4 合流式下水道での汚染源負荷 1.2.5 分流式下水道での汚染源負荷 1.3 ノンポイント汚染源負荷の流出経路 1.3.1 農業地域でのノンポイント汚染源負荷の流出経路 1.3.2 都市部でのノンポイント汚染源負荷の流出経路
2 ノンポイント汚染源負荷の定量
2.1 自然系のノンポイント汚染源負荷 2.1.1 降雨からの汚濁負荷 2.1.2 森林からの汚濁負荷 2.2 非都市部でのノンポイント汚染源負荷 2.2.1 牧草地からの汚濁負荷 2.2.2 放牧地からの汚濁負荷 2.2.3 水田からの汚濁負荷 2.2.4 畑地からの汚濁負荷 2.3 都市部でのノンポイント汚染源負荷 2.3.1 降雨含有負荷 2.3.2 屋根排水負荷 2.3.3 路面流出負荷量 2.3.4 雨水桝堆積負荷 2.3.5 雑排水負荷 2.4 合流式下水道でのノンポイント汚染源負荷 2.4.1 合流式下水道流出水質 2.4.2 合流式下水道流出負荷量 2.4.3 合流式下水道の負荷収支 2.4.4 合流式下水道の越流水質と負荷 2.5 分流式下水道でのノンポイント汚染源負荷 2.5.1 分流式下水道雨天時流出水質 2.5.2 分流式下水道雨天時流出負荷量 2.5.3 単位面積・単位降雨量当りの雨水幹線流出負荷量 2.5.4 分流式下水道雨水幹線底泥含有負荷
3 ノンポイント汚染源負荷の原単位
3.1 原単位の定義 3.2 自然系のノンポイント汚染源負荷の原単位 3.2.1 降雨からの汚濁負荷原単位 3.2.2 森林からの汚濁負荷原単位 3.3 非都市部でのノンポイント汚染源負荷の原単位 3.3.1 放牧地からの汚濁負荷原単位 3.3.2 水田からの汚濁負荷原単位 3.3.3 畑地からの汚濁負荷原単位 3.4 都市部での土地利用とノンポイント汚染源負荷の原単位 3.4.1 住宅地における発生汚濁負荷原単位 3.4.2 用途地域別路面発生汚濁負荷原単位 3.4.3 下水排除方式による雨天時排水の発生汚濁負荷原単位の差違 3.4.4 生活雑排水汚濁負荷量原単位
4 ノンポイント汚染源からの汚泥負荷流出モデル
4.1 ノンポイント汚染源からの汚濁負荷流出モデルの目的とその概要 4.1.1 ノンポイント汚染源からの汚濁負荷流出モデルの目的 4.1.2 汚濁負荷流出モデルのレベル 4.1.3 汚濁負荷流出モデルの位置づけ 4.1.4 流出モデルの分類 4.2 ノンポイント汚染源からの汚濁負荷流出モデルの基本的考え方 4.2.1 負荷流出の連動式 4.2.2 負荷流出の連続式 4.3 ノンポイント汚染源からの汚濁負荷流出モデル 4.3.1 経験モデル 4.3.2 簡易SWMM 4.3.3 STORM法 4.3.4 SWMM 4.3.5 土研モデル 4.3.6 完全混合槽モデル 4.3.7 タンクモデル 4.3.8 メッシュモデル 4.3.9 負荷流出パターンを考慮した流出モデル 4.3.10 路面堆積負荷流出モデル 4.3.11 堆積負荷運動評価モデル 4.4 分流式下水道雨水幹線流出負荷モデル 4.4.1 モデルの考え方と基礎式 4.4.2 初期堆積負荷量算定式 4.4.3 係数の算出 4.4.4 シミュレーション 4.5 合流式下水道の雨天時汚濁負荷流出モデル 4.5.1 雨天時汚濁負荷流出モデル 4.5.2 モデルの考え方と基礎式 4.5.3 モデルの適用 4.5.4 係数の推定とシミュレーション
5 都市域における,ノンポイント汚染源負荷の計測方法
5.1 都市域におけるノンポイント汚染源負荷の計測方法 5.1.1 雨水含有負荷 5.1.2 屋根堆積負荷 5.1.3 路面堆積負荷 5.1.4 雨水桝堆積負荷 5.1.5 下水管きょ堆積負荷 5.2 都市域におけるノンポイント汚染源負荷の計測における問題点 5.2.1 計測条件と測定計器 5.2.2 計測に要する時間 5.2.3 計測範囲と計測値の代表性 5.3 都市域における汚濁源負荷原単位の実測調査方法 5.3.1 汚濁負荷原単位実測調査の必要性 5.3.2 降雨負荷原単位 5.3.3 屋根負荷原単位 5.3.4 道路負荷原単位 5.3.5 汚濁負荷原単位によるノンポイント汚染源負荷量の概算方法
6 ノンポイント汚染源負荷の制御
6.1 ノンポイント汚染源負荷の制御の考え方 6.1.1発生の抑制 6.1.2流出の抑制 6.2 非都市部のノンポイント汚染源負荷の発生源での制御方法 6.2.1 農業地域 6.2.2 自然域 6.3 都市部のノンポイント汚染源負荷の発生源での制御方法 6.3.1 路面清掃 6.3.2 雨水桝の清掃 6.3.3 モラル向上 6.4 ノンポイント汚染源負荷の流出過程での制御方法 6.4.1 雨水流出量の削減 6.4.2 合流式下水道雨水流出負荷の制御法 6.4.3 分流式下水道雨水幹線流出負荷の制御法 6.4.4 河川水処理 6.4.5 雨水処理施設 6.5 ノンポイント汚染源負荷制御効果とその定量 6.5.1 ノンポイント汚染源負荷制御効果の考え方 6.5.2 ノンポイント汚染源負荷制御効果の定量方法 6.6 ノンポイント汚染源負荷制御計画 6.6.1 ノンポイント汚染源負荷制御の基本計画 6.6.2 閉鎖性湖沼でのノンポイント汚染源負荷制御計画の実施例 6.6.3 都市での雨水対策によるノンポイント汚染源負荷の制御事例
索 引
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