gihodo shuppan
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書籍詳細
 
防水施工マニュアル(住宅用防水施工技術)2021
日本住宅保証検査機構編
A4・196頁 / 3520円
発行年月日 : 2021年10月
ISBN : 978-4-7655-2625-8
 

内容紹介
ご好評を頂いた2017年発行の「防水施工マニュアル 2017」の最新版。住宅における10数年間の雨漏り事故の調査・分析に基づき不具合傾向を解析し,雨漏りを未然に防ぐための防水施工マニュアルとしてまとめた書。現在住宅業界に普及している工法・技術をベースに雨漏りを防止する安全・確実な施工方法を解説し,住宅の瑕疵を防ぐための情報・資料等を提供する。職場での研修や設計業務,現場ですぐに使える参考書として最適。設計者,現場管理者,施工者必携。
 
目次
第1章 材料・統計
 1.1 防水材料一覧
 1.2 保険事故の分類
 1.3 木造住宅の雨水浸入部位
 1.4 RC造住宅の雨水浸入部位
 1.5 鉄骨造住宅の雨水浸入部位

第2章 木造住宅 屋根
 2.1 勾配屋根
  2.1.1 屋根の勾配
 2.2 下ぶき
  2.2.1 下ぶきのふき方
  2.2.2 谷
  2.2.3 隅棟
  2.2.4 けらば
  2.2.5 棟違い
 2.3 下屋と外壁の取合い部
  2.3.1 下ぶきの施工(水上部分の壁際・流れに平行な壁際)
  2.3.2 下ぶきの施工(出隅)
  2.3.3 下ぶきの施工(入隅)
 2.4 軒の出のある屋根と外壁の取合い部
  2.4.1 参考:防水紙の張り上げ高さ、軒裏換気部材の位置に関する実験
  2.4.2 軒
  2.4.3 けらば
  2.4.4 片流れ屋根棟部
  2.4.5 参考:壁止まり軒部の散水実験
  2.4.6 外壁のシーリング(壁止まり軒部、けらばの壁当たり)
  2.4.7 壁止まり軒部(先張り防水シートの施工)
  2.4.8 けらばの壁当たり(先張り防水シートの施工)
  2.4.9 片流れ屋根の壁止まり棟部(先張り防水シートの施工)
 2.5 軒の出のない屋根
  2.5.1 参考:雨水浸入リスク(野地板裏面露出部)
  2.5.2 軒
  2.5.3 けらば
  2.5.4 片流れ棟
 2.6 軒の出のない屋根と外壁の取合い部
  2.6.1 壁止まり軒部
  2.6.2 けらばの壁当たり
  2.6.3 片流れ棟部
 2.7 煙突、天窓
  2.7.1 煙突、天窓の防水施工
  2.7.2 天窓まわりの気密確保と下ぶきの施工
  2.7.3 天窓まわりの防水施工
 2.8 換気部材
  2.8.1 片流れ棟
  2.8.2 陸棟、雨押え
 2.9 庇(ひさし)と外壁の取合い部
  2.9.1 庇の下地
  2.9.2 庇まわりのシーリング
  2.9.3 あと施工タイプ

第3章 木造住宅 バルコニーおよび陸屋根
 3.1 防水工法と防水下地
  3.1.1 防水工法
  3.1.2 防水下地、勾配
 3.2  FRP系塗膜防水
  3.2.1 出隅・入隅
  3.2.2 排水ドレン
  3.2.3 オーバーフロー管
  3.2.4 サッシ取合い部(FRP 防水先施工、サッシあと付け)
  3.2.5 参考:サッシ取合い部(サッシ先付け、FRP防水あと施工)
  3.2.6 防水層をパラペット上端部まで施工する場合
 3.3 手すり壁・パラペット上端部の防水施工
  3.3.1 笠木まわりの通気
  3.3.2 手すり壁等の上端部の納まり
  3.3.3 参考:笠木固定用ねじ部の止水性の実験
  3.3.4 鞍掛けシートの施工(壁当たり部、コーナー部、端部、継ぎ目)
  3.3.5 参考:笠木まわりのシーリング

第4章 木造住宅 外壁
 4.1 通気構法
  4.1.1 通気構法(構造と効果)
  4.1.2 透湿防水シートの施工(張り方、注意事項)
  4.1.3 透湿防水シートの施工(参考:補修方法)
  4.1.4 サッシまわりの面合せ材の施工(下地に面材がある場合)
  4.1.5 サッシまわりの補助下地材の施工(下地に面材がない場合)
  4.1.6 サッシまわり(先張り防水シートの施工)
  4.1.7 サッシまわり(窓台用防水部材)
  4.1.8 サッシまわり(防水テープの圧着)
  4.1.9 サッシまわり(サッシの留付け、防水テープの幅)
  4.1.10 サッシまわり(防水テープの張り方)
  4.1.11 サッシまわり(透湿防水シートの施工)
  4.1.12 サッシまわりの納まり(木製サッシ:参考例1)
  4.1.13 サッシまわりの納まり(木製サッシ:参考例2)
  4.1.14 サッシまわり(縦胴縁の配置)
  4.1.15 サッシまわり(横胴縁の配置)
  4.1.16 パイプ類貫通部まわり(パイプの固定方法、不具合事例)
  4.1.17 パイプ類貫通部まわり(伸張性片面粘着防水テープの施工)
  4.1.18 パイプ類貫通部まわり(パイプ用防水部材の施工)
  4.1.19 パイプ類貫通部まわり(配線・配管など)
  4.1.20 パイプ類貫通部まわり(外挿タイプのベントキャップ)
  4.1.21 幕板まわり
  4.1.22 土台水切りまわり
  4.1.23 寒冷地仕様の場合(胴縁の配置)
 4.2 乾式の外壁仕上げ
  4.2.1 窯業系サイディング(サッシまわりの納まり)
  4.2.2 複合金属サイディング(サッシまわりの納まり)
  4.2.3 シーリング(シーリング材の品質、2面接着、設計目地幅と目地深さ)
  4.2.4 シーリング(被着体の組合せとシーリング材の種類)
  4.2.5 シーリング(プライマー、バックアップ材、ボンドブレーカー)
  4.2.6 シーリングの施工手順
  4.2.7 シーリング材の充てん、打継ぎ
 4.3 湿式の外壁仕上げ
  4.3.1 モルタル外壁(ラス、ステープル)
  4.3.2 モルタル外壁(セメントモルタル、ひび割れ防止用ネット)
  4.3.3 モルタル外壁(仕上塗材)
  4.3.4 モルタル外壁(サッシまわりのシーリング)
  4.3.5 モルタル外壁(単層下地通気構法:一般部)
  4.3.6 モルタル外壁(単層下地通気構法:ラスの接合部、開口部の隅角部)
  4.3.7 モルタル外壁(単層下地通気構法:出隅・入隅部)
  4.3.8 モルタル外壁(二層下地通気構法:一般部)
  4.3.9 モルタル外壁(二層下地通気構法:波形ラスの接合部、開口部の隅角部)
  4.3.10 モルタル外壁(二層下地通気構法:波形ラスの出隅・入隅部)
  4.3.11 モルタル外壁(単層下地通気構法、二層下地通気構法:笠木まわり)
  4.3.12 参考:モルタル直張り下地構法
  4.3.13 参考:モルタル直張り構法(ラス下地板)
  4.3.14 参考:モルタル直張り構法(笠木まわり)

第5章 RC造住宅 防水工法
 5.1 防水下地と排水ドレン
  5.1.1 防水下地、勾配
  5.1.2 勾配の不具合
  5.1.3 たて形ドレンの位置
  5.1.4 たて形ドレンの位置の不具合
  5.1.5 よこ形ドレンの位置
  5.1.6 よこ形ドレンの位置の不具合
  5.1.7 防水層の張りかけ、塗りかけ
  5.1.8 出隅・入隅
 5.2 メンブレン防水
  5.2.1 保護防水断熱工法
  5.2.2 保護防水工法
  5.2.3 保護層(現場打ちコンクリート)、緩衝材の不具合
  5.2.4 露出防水断熱工法、露出防水工法
 5.3 パラペット
  5.3.1 形状、打継ぎ部、打継ぎ部の不具合
  5.3.2 防水層立上り高さの不具合
  5.3.3 防水層立上り端末部
  5.3.4 防水層立上り端末部の不具合
  5.3.5 パラペットと塔屋壁のあご部
  5.3.6 ひび割れ誘発目地
  5.3.7 逆梁の不具合
 5.4 塔屋壁などの防水層立上り
  5.4.1 防水層立上り端末部
  5.4.2 防水層立上りあご部の不具合
  5.4.3 設備架台の不具合
 5.5 斜壁
  5.5.1 斜壁の防水施工

第6章 RC造住宅 外壁
 6.1 シーリング
  6.1.1 シーリング材、プライマー、設計目地幅と目地深さ、適材適所表
  6.1.2 打継ぎ目地
  6.1.3 耐震スリット目地、プレキャストコンクリート部材の目地
  6.1.4 ALCパネル
  6.1.5 サッシまわり
  6.1.6 貫通部まわり
  6.1.7 ひび割れ誘発目地
 6.2 セパレータ、コーン穴埋め
  6.2.1 コンクリート打込み3
  6.2.2 コーン穴埋め(コンクリート打放し)

付 録
大型送風散水装置を用いた屋根と外壁の取り合い部における浸入雨水の挙動の検討
 日本建築学会大会学術講演梗概集2019年
  (その1 試験体および実験装置)
  (その2 大型送風散水試験装置の風速分布特性)
  (その3 壁止まり軒部および雨押え部付近の気流特性と雨水浸入性状)
  (その4 屋根と外壁取り合い部の隙間からの雨水浸入性状)
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