gihodo shuppan
HOME 新刊案内 ジャンル別書籍 購入案内 会社案内 お問い合せ
書籍詳細
 
鉄筋コンクリート造建築物における構造スリット設計指針
日本建築構造技術者協会編
B5・162頁 / 3850円
発行年月日 : 2009年7月
ISBN : 978-4-7655-2533-6
 

内容紹介
鉄筋コンクリート造建築物の壁に多く用いられる構造スリットにより生じる種々の問題を解決するために,スリット付き壁を含む梁部材の剛性評価の提案,法的要求,スリットの各種性能をまとめた書。構造設計者や建設に携わる人々に,「守るべき望ましい水準」と「性能検証方法と評価レベル」を示し,指針として利用してもらうことを目指している。これまで過大であった剛性評価について,画期的な式も提案する。
 
目次

鉄筋コンクリート造建築物における構造スリット設計指針
鉄筋コンクリート造建築物における構造スリット設計指針・同解説


第1章 総 則

 1.1 適用範囲
 1.2 用語の定義
 1.3 適用方法

第2章 スリット付き壁を含む柱・梁の剛性評価

 2.1 解析プログラムにおける壁を含む柱・梁の剛性評価方法
 2.2 スリット付き壁を含む梁の曲げせん断剛性評価
   2.2.1 スリット付き垂れ壁を含む梁の曲げせん断剛性評価
   2.2.2 スリット付き垂れ壁と腰壁の両方が取り付く梁の曲げせん断性評価
   2.2.3 スリット付き壁が取り付くスラブ付き梁の剛性評価

第3章  要求性能

 3.1 スリット部の要求性能
 3.2 スリット材の構成
   3.2.1 充填材(緩衝材)および補助材
   3.2.2 耐火材
   3.2.3 シーリング材
   3.2.4 振れ止め筋
 3.3 地震時の許容損傷レベル

第4章 スリット部の設計

 4.1 基本方針
   4.1.1 スリットの設置位置
   4.1.2 スリット幅の設定
   4.1.3 地震時の面外力に対する設計
 4.2 基本ディテール
   4.2.1 納まりの分類
   4.2.2 基本形状
   4.2.3 仕上げ別納まり
   4.2.4 建具取合い部
   4.2.5 防水取合い部
   4.2.6 スリット材からの壁筋のかぶり厚さの確保


付録


 付録1 スリット付き壁を含む梁の剛性評価
    1 はじめに
    2 解析モデル
    3 解析モデル一覧
    4 解析結果
    5 考察
    6 3辺スリット付き壁が取り付く梁の曲げせん断剛性評価式
    7 評価式の精度
    8 簡易評価式
 付録2 スリット付き垂れ壁と腰壁の両方が取り付く梁の曲げせん断剛性
評価
    1 解析モデル
    2 スリット付き垂れ壁と腰壁の両方が取り付く梁の曲げせん断剛性評価
    3 評価式の精度

 付録3 スリット付き壁を含む梁の剛性評価におけるスラブの影響
    1 はじめに
    2 解析モデル概要
    3 解析モデルおよび解析結果一覧
    4 解析結果の分析
    5 スリット付き壁が取り付くスラブ付き梁の剛性増大率の推定
    6 スリット付き壁が取り付くスラブ付き梁の剛性増大率の評価
    7 スリット付き壁が取り付くスラブ付き梁の曲げせん断剛性評価方法の精度

 付録4 開口部のあるスリット付き壁が取り付く梁の剛性評価
    1 解析モデル
    2 開口部のあるスリット付き壁が取り付く梁の剛性評価
    3 評価式の精度


資料


資料1 データシート
   アクシス
   (有)あさひ建装
   エキスパンウォール
   潟Jネカ
   鞄結档pイロン販売
   丸井産業
   潟鴻塔rックジャパン
   ドラーフタイト工業
資料2 スリット部の耐火性能判定について
資料3 スリット材の品質判定基準(UR都市機構)


文献
Copyright