|
日本建築学会編 |
B5・174頁 / 2310円 発行年月日 : 2007年1月 ISBN : 978-4-7655-2500-8 |
|
|
|
サステナブルな住環境の形成には,地球環境問題に対する生活者一人一人の理解が必要であり,また問題意識に基づいた温暖化防止型のライフスタイルへの変革がきわめて重要である。そのためには,学校教育の一環としてこの問題を積極的に取り上げて,多くの生徒・児童のレベルで身近な問題として意識することが近道となる。本書は,住環境教育の実践事例,情報データベースを中心に,教師用補助教材としてまとめた書。学校の現場における住環境教育の補助教材として最適である。
|
|
|
|
1 環境教育への期待 1.1 環境教育としての住環境教育の提案 住環境教育はなぜ必要か 住まいから地球を見る目 室内環境の改善と地球環境との関係 1.2 学校における環境教育の可能性−学習指導要領からの考察−
2 環境教育実践事例 2.1 小学生対象の事例 温度や風を測ってみよう−親子による環境体感ワークショップの試み− ダンボール紙を用いた涼しい小さな家づくり 学校探検で学ぶ環境への配慮 小学校6年生を対象にした光環境に関する住環境教育 緑のカーテンによる環境教育 住環境学習道具箱「せかい・すまい・きこう/情景編」 ぼくらは二酸化炭素をどれぐらい出しているか−学校や家庭のエネルギー使用量と二酸化炭素排出量− 2.2 中学生を対象にした事例 模型と実寸大モデルを用いた涼房の体験学習 住居模型を用いた「暖かい家をつくろう」 「照度しらべ」と「つくろう! 光環境」 2.3 高校生以上を対象とした事例 居住空間における空気質の日常的なモニタリングと住環境意識の変化 昼光照明と電灯照明 雨水を活用した洗濯の体験学習 住環境学習道具箱「せかい・すまい・きこう/工夫編」
付録 実践教材 1 学校で実践できるプログラムについて 2 実践プログラム例 風探検隊(屋外) 風探検隊(屋内) 涼しさ探検隊 暖かさ探検隊 明るさ探検隊 金属や木の冷たさ,暖かさを調べる実験 すだれと霧吹きの実験 教室の大きさを調べてみよう 手を洗う水の量を調べてみよう 電気の使用量を計ってみよう 樹木について調べてみよう 雨水について知ろう 段ボールで涼しい家をつくろう 教室を涼しくしよう 教室を暖かくしよう 気持ちのいい明るさの教室をつくろう 改修工事の話を聞こう 改修工事に参加しよう 緑のカーテンをつくろう 緑のカーテンを調べよう1 緑のカーテンを調べよう2 緑のカーテンをまとめてみよう
|
|
|