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書籍詳細
 
鉄筋コンクリート造建築物の性能評価ガイドライン
建設省大臣官房技術調査室監修/建築研究振興協会編
B5・298頁 / 7150円
発行年月日 : 2000年8月
ISBN : 4-7655-2446-9
 

内容紹介
『建築構造における性能志向型設計法のコンセプト』に示されている「構造性能評価指針案」を鉄筋コンクリート構造に適用するために必要な知識を提供する書.「性能指向型設計」は,要求される性能を把握したうえで設計における目標性能を設定し,性能検証を行って目標が満足されることを確認するという手順で行われるが,本書は,応答値の推定手法ならびに限界値の設定手法にかかわる技術情報と,性能評価の適用例を,実務を踏まえて具体的に解説している.
 
目次
第・編 RC構造の応答値推定手法および限界値設定手法の例
1 応答値の推定
1.1 地震応答
1.1.1 地震応答推定の原則
等価1自由度系の応答推定/縮約1自由度系に基づく多自由度系の応答推定
1.1.2 1自由度系の応答
非線形応答と線形応答を対応づける方法/等価線形化法/瞬間的なエネルギーの釣合いに着目する方法/エネルギーの釣合いと地震動の継続時間を考慮した非線形地震応答の推定法
1.1.3 多自由度系の応答
等価1自由度系への縮約と等価1自由度系を用いた応答値の推定例/等価1自由度系による多自由度系応答値の推定/等価1自由度系への縮約と多自由度系への展開
1.1.4 RC造部材の等価粘性減衰定数
1.2 風荷重に対する応答値の推定
1.3 積載荷重に対する応答値の推定
1.3.1 積載荷重の算定
積載荷重の基本値/積載荷重の動的効果/地震荷重算定用積載荷重
1.3.2 床のたわみ算定法
床スラブのたわみ/小梁付き床スラブのたわみ/物性要因と断面特性を勘案した長期たわみ予測式
1.3.3 曲げひび割れ幅算定法
ひび割れ幅計算式による算定/ひび割れ幅計算図表による算定
1.3.4 床の振動算定法
1.4 積雪荷重に対する応答値の推定
1.5 劣化の算定
1.5.1 劣化度判定基準
1.5.2 中性化速度の算定
1.5.3 鉄筋腐食速度の算定
参考資料−1 地震動に対する構造解析
2 限界状態と限界値の設定
2.1 限界状態の意味
2.1.1 建築物の基本性能
2.1.2 基本性能の項目
2.1.3 荷重および外力
2.1.4 性能評価条件
2.1.5 限界状態と限界値
2.1.6 性能評価と性能指標
2.2 限界状態
2.2.1 安全限界状態
安全限界状態の定義/意義と背景/荷重および外力/性能評価の方針/性能評価項目
2.2.2 使用限界状態
使用限界状態の定義/意義と背景/荷重および外力/性能評価の方針/性能評価項目
2.2.3 修復限界状態
修復限界状態の定義/意義と背景/荷重/性能評価の方針/性能評価項目
2.3 限界値の設定
2.3.1 安全限界値設定のための工学量と設定値の意味
2.3.2 使用限界値設定のための工学量と設定値の意味
2.3.3 修復限界値設定のための工学量と設定値の意味
参考資料−2 シナリオによる被害想定と性能評価項目
参考資料−3 RC造建築物への要求事項と性能評価項目
3 評価の原則
4 今後の課題
第・編 性能評価指針のRC構造への適用例
1 はじめに
2 性能評価
2.1 適用例作成方針
2.2 適用例1
2.2.1 検討方針
2.2.2 建築物概要
2.2.3 地震荷重に対する検討
検討方法/地震荷重/限界値の設定/部材の設定/使用限界状悪の検討/修復限界状態の検討/安全限界状態の検討/じん性確保・崩壊形の保証/考察
2.2.4 鉛直荷重に対する検討
2.3 適用例2
2.3.1 検討方針
2.3.2 建築物概要
2.3.3 地震荷重に対する検討
2.4 適用例3
2.4.1 検討方針
2.4.2 建築物概要
2.4.3 地震荷重に対する検討
3 まとめ
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