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日本建築学会編 |
B5・148頁 / 3960円 発行年月日 : 2000年5月 ISBN : 4-7655-2444-2 |
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【在庫ございません】 「環境心理学」という研究領域のさまざまな研究手法を,やさしく,わかりやすく解説した入門書.実務への適用を前提に,環境心理調査の基礎から,個々の目的に応じた調査や分析の考え方や方法まで,事例を紹介しながら具体的に解説している.調査に際して明確な目的意識をもつことの重要性を強調し,体系的であるよりも,マニュアルとしての使い勝手のよさを優先させて調査目的別の構成とした.
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第1章 序論 1.1 環境心理調査とは 1.2 環境心理調査を設計にどう役立てるか 1.3 本書の構成と使い方 <コラム>構築法と構造同定 第2章 設計のための環境心理調査の基礎知識 2.1 人間−環境系モデルに関する基礎知識 2.1.1 イントロダクション 2.1.2 人間−環境系のさまざまなモデルについて <コラム>パーソナル・コンストラクト理論 2.1.3 人間−環境系モデルと手法 2.2 データの集め方についての基礎知識 2.2.1 調査計画の考え方 2.2.2 調査方法の大分類 2.2.3 人間の測定法 <コラム>尺度水準 <コラム>SD法の設定のあれこれ 2.2.4 環境の提示法と記述法 2.3 データ分析法についての基礎知識 2.3.1 データ分析の考え方とコツ 2.3.2 データの形式と入力方法 <コラム>統計量はやわかり 2.3.3 データのモニタリングと加工 2.3.4 統計的推論入門 真の値の区間推定/統計的仮説検定 2.3.5 多変量解析入門 多変量解析はなぜ必要か/多変量解析の基礎の基礎/実験計画と分散分析/重回帰分析/パス解析/因子分析・主成分分析/(非)類似度データの分析 <コラム>因子分析の用途の今昔 <コラム>リサーチを役立たせる秘訣
第3章 設計に際して解くべき問題を知るために 3.1 イントロダクション 3.1.1 建物利用者のニーズを知り,解くべき問題を組み立てよう 3.1.2 建物利用者のニーズを把握するための調査手法 3.2 解くべき問題を知るための調査手法 3.2.1 評価グリッド法 <コラム>企画・計画時に,設計者に必要な情報:FMの視点から 3.2.2 箱庭手法 3.2.3 キャプション評価法 <コラム>当たり前品質と魅力的品質 3.2.4 意識調査 <コラム>グラフィカルモデリングとは <コラム>説得的コミュニケーション <コラム>ワーディングに命をかける 3.2.5 ポジショニング分析 3.3 おわりに
第4章 設定された問題に対する設計解を知るために 4.1 イントロダクション 4.2 調査手法と適用事例 4.2.1 歩行者空間の喧噪感に及ぼす緑の効果 <コラム>フィッシャーの3原則:実験計画法のこころ 4.2.2 開放感を定式化する 4.3 統制実験を進めるうえでの留意点 <コラム>物理量の探索 <コラム>ジャックナイフ:結果の安定性を検証する
第5章 問題は解決されたか 5.1 イントロダクション 5.1.1 本章のねらい 5.1.2 評価の次元 5.1.3 本章の構成 5.2 手法の事例と紹介 5.2.1 ベネフィット・ポートフォリオ 5.2.2 Eカード法 <コラム>POEを実施して 5.2.3 POEM−H <コラム>POEM−O:オフィスのための居住後評価システム <コラム>自動車開発における事前評価
第6章 環境心理調査手法のこれから
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