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書籍詳細
 
実務的騒音対策指針(第2版)
日本建築学会編
B5・220頁 / 4950円
発行年月日 : 1994年4月
ISBN : 4-7655-2408-6
 

内容紹介
本書は音源対策・伝搬経路対策・受音側対策に大別される騒音防止方法の中の伝搬経路対策についての実用的な計算方法を中心にまとめたものである.これに必要な資料・指針を簡便・的確に提供するために伝搬経路を視覚的なパターン表示で表わし,それを見出しとして計算方法・計算式・計算図表を記述して対象となる伝搬経路とパターンとの相似から対策方法の選択を容易とした.計算図表は総合的判断に役立つ図形式の表現と数値計算に便利な数表との二本建てとし,最新資料も豊富に収録.
 
目次
1.騒音防止計画法
1.1 本書の使い方
1.2 騒音防止計画の進め方
全体的な計画の手順/計画条件の調査/音源の特性の決定/音の伝搬経路図の作成/被害点における騒音の程度の算出/目標条件の設定/計算上の余裕のとり方/対策の立案方法/略算法/各種対策とその効果
1.3 伝搬条件のパターン表示
基本事項/騒音源と受音点が共に屋外にある場合/騒音源が屋外で受音点が室内にある場合/騒音源が室内で受音点が屋外にある場合/騒音源と受音点が共に室内にある場合/騒音がダクト中を伝搬する場合
1.4 計算図表
デシベル計算図表/点音源距離減衰/線音源距離減衰/建築環境の振動と音に関する周波数領域/面音源距離減衰ψを求める表/剛壁にはめこまれたピストン板から半球(立体角2π)に放射されるパワーレベルを0dBとしたときのオクターブバンドノイズの放射指向性曲線/点音源に対するへいのしゃへい効果/線音源に対するへいのしゃへい効果/室内における点音源の距離減衰/拡散音場の正方形開口面から自由音場に放射された場合の開口中心で辺に平行方向の指向性/音源の中心から距離rの点の音圧レベルとその2倍の距離2rの点の音圧レベルから音源のパワーレベルを求めるための補正値/質量則(ランタム入射)/コインシデンス限界周波数/平均反射率(1−平均吸音率)の自然対数値/オクターブバンドレベルに対する開口端反射補正値(バッフルなしの場合)/オクターブバンドレベルに対する開口端反射補正値(バッフルありの場合)/内張りダクトの減音量/エルボダクトの減音量/吸音チャンバの減音量/空洞型消音器の減音量/抵抗一定型の振動伝達率/損失係数一定型の振動伝達率/長方形床版の一次固有振動数の計算図表/防振材料の選定計算図表
1.5 対策の計画例
工場騒音(内部→外部)の対策例/ダクト系の騒音防止計画例

2.騒音対策資料
2.1 騒音の実態
航空機騒音/道路騒音/鉄道騒音/工場騒音/建設騒音/設備騒音/生活騒音
2.2 しゃ音構造材料
一般しゃ音構造の透過損失/工場外壁用しゃ音構造の透過損失/一般建築間仕切壁の透過損失
2.3 吸音構造材料
2.4 騒音に関連のある法規・基準・規格

3.付録
騒音の評価法/騒音対策のための測定法
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