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日本造園学会編 |
A5・264頁 / 5500円 発行年月日 : 1998年11月 ISBN : 4-7655-2123-0 |
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現代造園学の研究成果,技術的蓄積を集大成するとともに,21世紀に向けて,造園学は環境創造にいかに寄与してゆくべきかを探るシリーズ(全7巻)の第3巻.基礎的な知識,理論からデザイン手法,技術,具体的事例まで,ランドスケープデザイン全体を俯瞰できるよう解説している.日本造園学会創立70周年記念出版.
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1.環境心理とランドスケープデザイン 1.1 景観認識の構造 景観主体と景観認識/景観認識のプロセス/景観認識の枠組みと特徴 1.2 ランドスケープデザインと環境行動学 トータルランドスケープ/環境行動からのランドスケープデザイン 1.3 緑量感とランドスケープデザイン 緑量感の意味/緑の有効性/ランドスケープとしての緑のデザイン 1.4 児童の環境認識 対象とする環境/認識の発展構造/自然の生活体験/環境学習 1.5 心理実験による自然景観評価 自然景観評価の目的設定/心理実験による評価方法/景観評価手法の事例紹介 2.ランドスケープデザインの手法 2.1 庭園デザインの系譜 庭園デザインの系譜(明治〜昭和前期)/昭和後期の庭園デザイン:現代の系譜(昭和後期〜) 2.2 公園デザインの系譜 公園設計前史/市区改正における公園設計/国家記念事業における造園設計/震災復興計画における公園設計/近代化と公園デザイン 2.3 シビックランドスケープ 都市景観と造園デザイン/シビックランドスケープとは/「都市」というフィールド/場のコンテクスト/都市自然 2.4 自然公園のデザイン 自然公園とデザイン/自然資源のデザイン/視点場のデザイン/利用拠点・沿道のデザイン 2.5 エコロジカルランドスケープデザイン 日本的風土の特徴/田園生態系と自然文化/エコアップデザインのアプローチ/エコロジカルランドスケープデザインの戦略 2.6 共働作業としてのランドスケープデザイン 共働の契機/アメリカ合衆国における共働の萌芽/共働の各段階と進化/共働関係の展開/日本における共働:その可能性
3.ランドスケープデザインとシミュレーション 3.1 ランドスケープデザインにおける情報化 リモートセンシング技術を利用したテーマ/地理情報システム(GIS)を利用したテーマ/景観シミュレーション・景観評価に関するテーマ/人間の環境反応/モデル構築に関するテーマ/色彩研究に関するテーマ/データベースに関するテーマ/情報工学技術の応用に関するテーマ/情報普及活動 3.2 景観評価とシミュレーション 景観の価値/景観評価の観点/景観体験のメカニズム/景観評価の対象/景観予測と評価の考え方 3.3 樹木成長シミュレーション CG分野での樹木成長シミュレーション/植物学からのアプローチ 3.4 庭園景観シミュレーション パース・模型・CG/庭園景観シミュレーションの意義/庭園景観の特性と情報化/モデリングによるシミュレーション/今後の展望 3.5 自然景観シミュレーション 森林景観予測のプロセス検討/東大秩父演習林におけるケーススタディ/景観シミュレーションの課題
4.ランドスケープデザインの実際 4.1 概論 設景の対象/設景の発想/設景のプロセス/設景の事例 4.2 デザインサーベイとランドスケープデザイン ランドスケープデザインの現状/ランドスケープデザインの基本的理解/デザインサーベイの視点と実践への課題/デザイン言語の拡充と客観的共通性の確立 4.3 ニュータウンのランドスケープデザイン ニュータウン開発の歩みとランドスケープ計画/大規模ニュータウンにおけるランドスケープ計画 4.4 建築設計とランドスケープデザイン 建築Architectureと造園Landscape architecture/建築の設計/建築の設計とランドスケープデザイン 4.5 道路のランドスケープデザイン 概説/道路のランドスケープデザインの実際 4.6 スノースケープの形成 スノースケープ形成の前提/スノースケープの操作/スノースケープの形成要素/スノースケープの形成事例/スノースケープ形成のための課題 4.7 インテリアランドスケープデザイン インテリアランドスケープデザインとは/インテリアランドスケープの背景/屋内という環境とインテリアランドスケープデザイン/インテリアランドスケープデザインの要素/インテリアランドスケープデザインのタイプと場/インテリアランドスケープデザインの要点/インテリアランドスケープデザインの今後
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