|
日本騒音制御工学会編 |
B5・1308頁 / 44000円 発行年月日 : 2001年4月 ISBN : 4-7655-2009-9 |
|
|
|
【出荷までに1週間程度お時間を頂く場合がございます】 騒音・振動にかかわる広範な領域の研究者,技術者が結集した学会が,長年蓄積してきた研究成果,応用技術に,最新知見を加え,集大成した書.編者が交替したことに伴い,書名こそやや傾向の異なるものとなっているが,それぞれ好評を博した『騒音対策ハンドブック(1966年)』『騒音・振動対策ハンドブック(1982年)』の後継書であり,基本路線を踏襲したうえで,より広範な領域をカバーするとともに,いっそうの内容の充実を図っている.使い勝手を考え,二分冊(函入,分売不可)とし,第1分冊には,基礎理論を平易に解説した基礎編と,主として音源別の対策技術を解説した応用編をおさめ,第2分冊には,資料編として各種データや関連規格・法令などがおさめられている.
|
|
|
|
[基礎編] 第1章 音響の基礎理論 質点系の振動/波動 第2章 音響発生源 音源と音場/発生機構 第3章 音の伝搬 屋外における音の伝搬/室内の音響伝搬/ダクト系の音響伝搬/音の反射・吸音と遮音 第4章 音の評価 聴覚/騒音の影響/騒音の評価法/室内騒音の評価/騒音暴露と聴力障害/心理学的測定法/統計的解析法(多変量解析) 第5章 音響の計測・制御・信号処理 測定の基礎/測定方法/音響変換器/測定器/測定装置・施設/信号処理と制御 第6章 音響に関する実験・解析手法 音響解析/振動解析/実験手法 第7章 振動 振動発生源/振動の伝搬/防止対策/計測/振動の感覚特性と人体影響/振動の評価 第8章 固体音 固体音の発生と対策の概念/固体音の伝搬/防止技術/測定/評価 第9章 低周波音 発生源と問題の概要/伝搬/低周波音の防止対策/計測/低周波音の影響/低周波音の評価 第10章 騒音・振動の防止・対策計画 計画/対策/付表−1:騒音の予測手法/付表−2:環境振動の予測手法 量記号・物理定数・数学公式など 量記号・単位/物理定数/数学公式 [応用編] 第1章 工場・事業場 機器の音源・振動の特性と音源・振動源の特徴と低減方法/装置・システム類の騒音・振動の特徴と低減方法/設備・施設の騒音・振動の特徴と防止手法 第2章 建設作業 総論/建設作業別の騒音・振動の特徴/主要な音源・振動源/建設作業にかかわる主要な建設機械の騒音・振動の伝搬/建設作業にかかわる騒音・振動防止方法と評価 第3章 交通騒音・振動の環境対策 道路交通による騒音・振動の環境対策/鉄道による騒音・振動の環境対策/航空機騒音による騒音の環境対策/船舶・海洋構造物による騒音の環境対策 第4章 建物内の騒音制御 交通騒音・振動の建物側対策/生活騒音/商業施設等の騒音・振動/一般建築設備の騒音・振動/空調・換気設備騒音 第5章 地域音環境計画 環境騒音の実態と予測/環境騒音の低減施策/音環境計画/参考資料A:サウンドアメニティとサウンドスケープ論/参考資料B:高齢社会と音/参考資料C:環境影響評価/参考資料D:低周波音に係る環境影響評価 参考付図表
[資料編] 第1章 基礎物性・伝搬特性 音響物性/振動特性/伝搬特性 第2章 各種材料・構造の音響・振動特性 各種材料・構造の音響特性/各種材料の振動特性/床仕上げ材の床衝撃音特性/適用事例 第3章 発生源別騒音・振動事例 屋外の騒音/屋外の振動/建物や乗り物の中の騒音/さまざまな音環境の事例/衝撃音/低周波音の事例 第4章 測定機器 信号発生器(音源,加振源)/測定・分析機器/防音保護具 第5章 騒音・振動問題と制御技術の沿革 騒音・振動の制御技術の歴史/騒音評価方法の提案等に関する経緯/公害振動に関する出来事/騒音に関する出来事,法基準等の制定の経緯/騒音に起因する殺傷事件の新聞記事 第6章 関連規格・法令・基準 国際規格・国内規格/騒音・振動にかかわる国内法令/その他の関連基準/諸外国の環境騒音関連基準の比較 第7章 環境影響評価事例 工場・事業場騒音/道路交通騒音/建設作業騒音/空港騒音
|
|
|