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書籍詳細
 
日本の近代化遺産
−地盤工学からの謎解き−
正垣孝晴著
B5・200頁 / 3850円
発行年月日 : 2023年2月
ISBN : 978-4-7655-1888-8
 

内容紹介
近代化遺産とは,近代化に貢献した土木,産業,交通に関わる建造物を指している。本書では,建造物の技術的な特徴,思想や方法を地盤工学的に検討しわかりやすく解説した。
 
目次
1.はじめに

[江戸時代:外敵の脅威,尊王攘夷]
2.近代化遺産につながる幕藩体制下の軍事遺産

[明治時代:殖産興業,富国強兵,近代国家への歩み]
3.日本の近代化に果たした横須賀製鉄所と乾ドック 日本遺産
4.日本の乾ドックの規範となる横須賀1 号乾ドック 日本遺産
6.猿島要塞の建設材料の強度 国指定史跡 日本遺産
7.三角西港の埠頭護岸の安山岩の強度 世界遺産
8.呉軍港の花崗岩強度 日本遺産
9.東京湾口部の海の守りと海堡建設
10.佐世保軍港乾ドックの花崗岩強度 日本遺産
11.小原台堡塁の基礎地盤としての関東ロームの強度特性
12.砲台,堡塁,乾ドック,防波堤のコンクリートと石材強度
13.瀬戸内の乾ドックの花崗岩とコンクリート強度

[大正時代:関東大震災,国の守り,産業育成]
14.第三海堡の建設材料 県史跡
15.針尾送信所電波塔のコンクリート強度 国重要文化財
16.小樽運河の札幌硬石の強度

[昭和から平成時代:戦争と戦後の復興,民主国家への歩み]
17.横須賀6 号乾ドックの新小松石とコンクリート強度 日本遺産
18.防衛大学校のコンクリート強度
19.真鶴半島の新小松石の強度

[まとめ]
20.江戸幕末以降の土木史跡の建設材料の強度の変遷
21.日本の近代化土木遺産の現状と課題
22.おわりに

コラム1〜23
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