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書籍詳細
 
河川堤防の技術史
山本晃一著/河川財団企画
A5・500頁 / 3520円
発行年月日 : 2017年10月
ISBN : 978-4-7655-1850-5
 

内容紹介
堤防技術は本来、被災を受け改良を重ねてきた経験的色彩が強いものだったが,高度経済成長以来,氾濫原に人口や資産が集中し,破堤した場合の被害規模が著しく増大したため,河川技術の工学化が求められるようになった。本書では,河川管理施設として最も重要であり,かつ合理的機能評価が難しい堤防を取り上げ,現堤防技術の到達点を技術の変遷史として記し,さらに今後の技術の方向について述べた。
 
目次
第1章 序論

第2章 古代から近世初頭までの堤防技術

第3章 幕藩体制下の堤防技術

第4章 近代技術の導入とその消化

第5章 河川法の制定と直轄高水工事

第6章 産業構造の変化とその対応

第7章 技術者の自覚と技術の法令化

第8章 戦後制度改革と内務省技術の総括

第9章 社会・経済構造の変化に対する対応

第10章 経験主義技術からの脱却とその帰結

第11章 今後の堤防技術の課題

おわりに
資料 河川堤防設計指針
索引


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