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防災を考える |
−水・土砂災害適応策の深化に向けて− |
日本河川協会編 |
四六・196頁 / 1760円 発行年月日 : 2012年3月 ISBN : 978-4-7655-1790-4 |
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2010年3月に愛媛県松山市で開催された「防災シンポジウムin松山」の講演録。全体を通じた問題意識は、特に水災害に関する地球温暖化の影響に対して社会がいかにして適応していったらよいのか、という点にある。本書で言及されている「停滞台風の脅威」「深層崩壊」「土砂ダム(天然ダム)」「意思決定者の判断」「自助・共助・公助」などは、昨今の防災を考えるうえで重要なキーワードである。
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台風8号による台湾豪雨災害などについて中北英一【京都大学防災研究所】
IRDRの問題意識と水防災戦略の世界的動向竹内邦良【(独)土木研究所】
「行政支援」を「行政サービス」に変えるための自助・共助・公助の役割?2006年7月鹿児島県北部豪雨災害を事例として? 柄谷友香【名城大学大学院】
「広域ゼロメートル市街地」における総合的対策を市民と共に考える?東京都葛飾区内の連合町会での取り組み? 加藤孝明【東京大学国際研究センター】
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