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辻幸和・栖原健太郎著 |
B5・150頁 / 3080円 発行年月日 : 2011年2月 ISBN : 978-4-7655-1777-5 |
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高性能膨張コンクリートの性能を定量的に評価して,実際のコンクリート構造物やコンクリート製品への有効利用を目指した書。仕事量一定則の概念と積層モデルの断面解析を融合するとともに,ボックスカルバートのマトリックス法による骨組構造解析とを統合して,膨張コンクリートの使用効果がコンピュータ上で簡単に評価できる方法を解説している。
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T編 膨張コンクリートを用いたCPCボックスカルバートの力学的特性とその評価
1 はじめに 2 実験概要 3 解析手法の概要 3.1 構造解析 3.2 断面解析 4 ケミカルプレストレイン 5 外力を受けた場合の引張鉄筋のひずみ 6 CPCボックスカルバートの部材厚の薄肉化 7 まとめ
U編 膨張コンクリートを用いたCPC ボックスカルバートの性能設計法
1 はじめに 2 設計条件 2.1 一般条件 2.2 形状寸法 2.3 膨張コンクリート 3 考慮する限界状態と荷重 4 安全係数および修正係数 5 設計荷重 5.1 荷重の規格値 5.2 終局限界状態における設計荷重 5.3 使用限界状態おける設計荷重 6 構造解析 6.1 構造解析モデル 6.2 照査断面 7 安全性の検討 7.1 安全性の検討における設計断面力 7.2 主鉄筋の配置 7.3 ケミカルプレストレインの分布 7.4 曲げモーメントおよび軸方向力に対する検討 7.5 せん断力に対する検討
8 使用性の検討 8.1 使用性の検討における設計断面力 8.2 曲げひび割れ幅の算定および照査 9 構造配筋図
V編 膨張コンクリートを用いたCPC部材の曲げ・せん断解析方法─積層モデルと仕事量一定則の融合─
1 はじめに 2 積層モデル 3 膨張コンクリートの仕事量一定則の仮定によるケミカルプレストレスとケミカルプレストレインの算定 3.1 膨張コンクリートがなす仕事量 3.2 断面が対称な場合におけるケミカルプレストレスとケミカルプレストレイン 3.3 CPC部材におけるケミカルプレストレスとケミカルプレストレイン 3.4 ケミカルプレストレインの検証 4 断面解析におけるコンクリートと鉄筋の力学モデル 4.1 RC部材の力学モデル 4.2 CPC部材の力学モデル
5 曲げモーメントを受けるCPC部材の断面解析
5.1 断面解析の手順 5.2 曲げモーメントを受けるCPC部材の断面解析の例 6 曲げモーメントと軸方向力を受けるCPC部材の断面解析 6.1 断面解析の手順 6.2 曲げモーメントと軸方向力を受けるCPC 部材の断面解析の例 7 CPC部材のせん断力に対する検討 8 膨張コンクリートを適用したCPC部材のひび割れ幅の制御 8.1 使用性の検討 8.2 曲げモーメントを受けるCPC 部材のケミカルプレストレインと引張鉄筋のひずみ 8.3 曲げひび割れ幅の算定と塩化物イオン濃度に対する検討 8.4 CPC 部材による曲げひび割れ幅の制御 9 高強度異形鉄筋を用いたCPC部材 10 おわりに
付録 膨張コンクリートを用いたCPC部材の断面設計ソフト
1 はじめに 2 プログラムの概要 3 メイン画面 4 プリ処理 4.1 断面設定 4.2 照査設定 5 解 析 6 ポスト処理 6.1 ケミカルプレストレスおよびケミカルプレストレイン 6.2 安全性の検討 6.3 使用性の検討 6.4 曲げモーメントを受ける場合の引張鉄筋のひずみ 6.5 曲げモーメントを受ける場合の曲げひび割れ幅
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