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| 辻幸和・二羽淳一郎著 |
B5・100頁 / 2420円
発行年月日 : 2011年2月
ISBN : 978-4-7655-1776-8 |
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PC橋梁は，PCの優れた構造特性を各種の工夫を凝らして適用し，社会基盤の整備に顕著な貢献をしてきた。本書は，PC技術の発展を目指し，プレストレストコンクリート技術協会の協会賞を受賞されたPC橋梁を主体に採りあげて，開発し採用された技術的理由を写真とともに解説した書である。新しい構造形式のPC橋梁について実例を挙げて取りまとめ，新材料や高品質化された材料をどのようにPC橋梁に適用してきたかを概説しており，PC橋梁の魅力を引き立て，新たなPC橋梁への挑戦を促すものである。
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1 はじめに
2 PC橋梁の構造形式の多様化
3 最新のPC橋梁の構造形式
3.1 PC斜張橋類
3.1.1 PC斜張橋
3.1.2 複合斜張橋
3.1.3 PC斜版橋
3.1.4 ハイブリッドPC斜張橋（斜張橋と吊橋の複合橋）
3.1.5 PC斜吊橋
3.2 外ケーブル構造PC橋
3.3 大偏心外ケーブルPC橋
3.3.1 大偏心外ケーブルトラスPC橋，PC張弦橋
3.3.2 自碇式上路PC吊橋
3.3.3 自碇式下路PC二重張弦桁構造
3.4 エクストラドーズドPC橋
3.5 波形鋼板ウェブPC箱桁橋
3.6 PC複合トラス橋
3.7 アーチ橋
3.7.1 合成アーチ巻立て工法
3.7.2 ロアリング工法
3.7.3 各種のアーチ橋
4 設計･施工および材料
4.1 PPC（PRC）構造
4.2 PC橋脚
4.3 鋼管複合構造
4.4 プレキャストセグメント工法
4.5 プレキャスト化
4.5.1 ループ継手を有するプレキャスト床版
4.5.2 PC合成床版
4.5.3 プレテンションウェブ橋
4.5.4 PCウェル
4.5.5 鉄筋のプレファブ化
4.6 高強度化・軽量化
4.6.1 コンクリートの高強度化
4.6.2 コンクリートの軽量化
4.6.3 補強鋼材の高強度化
4.6.4 構造的対処による軽量化
4.7 高品質PCグラウト
5 耐久設計
5.1 かぶりコンクリートとPCグラウトの高品質化
5.2 200年の耐用年数を有するPC橋梁
6 維持管理・補修・補強
7 国際化に対応したPC橋梁の品質保証
8 あとがき
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