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よくわかる まちづくり読本 |
−知っておきたい基礎知識88− |
香坂文夫著 |
A5・220頁 / 3080円 発行年月日 : 2010年1月 ISBN : 978-4-7655-1762-1 |
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【在庫僅少です】 今,まちづくり,地域づくりは行政だけの問題ではなくなっており,地域の生活者も参加し,知恵を出し合い,活力あるまちをつくるよう求められている。本書は,まちづくりに関わる基礎的,基本的な事柄を簡潔に説明することをコンセプトとし,地域の現状や,問題点,取り組みなど,まちづくりの要点や概要を1テーマ,見開き2ページ単位の構成で,コンパクトに整理した。まちづくりに取り組む一般,まちづくりを学ぶ学生のための入門書として最適。
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1章 国と地方 1.1 日本の地方公共団体−−都道府県,市町村 1.2 21世紀の国土のグランドデザイン−−第5次全国総合開発計画 1.3 大都市行政の合理的な運営−−政令指定都市 1.4 地方都市制度−−中核市,特例市,特別区 1.5 より広域的な地方自治体−−道州制 1.6 日本列島の地図を塗り替えた−−平成の市町村合併 1.7 広域行政−−一部事務組合と広域連合
2章 都市計画 2.1 安全で快適な暮らしのできるまち−−都市計画の目的と必要性 2.2 都市の将来像を明示する−−都市計画マスタープラン 2.3 都市計画の内容−−土地利用,都市施設,市街地開発等の具体化 2.4 都市計画区域−−市街化区域,市街化調整区域,準都市計画区域 2.5 地域に即した土地利用−−ゾーニング 2.6 土地の合理的な利用を図る−−地域地区 2.7 適正な都市環境の保持−−用途地域での建築物規制
3章 都市問題 3.1 日本の人口とまちづくり−−人口減少社会 3.2 都市化の進行と食料自給率の大幅低下−−DID(人口集中地区) 3.3 総人口の半数以上かかえる三大都市圏−−過密,一極集中の東京圏 3.4 2641集落が消滅の恐れ−−過疎・限界集落 3.5 後継者のいない農業の危機−−農村社会の崩壊 3.6 輸入に頼る日本の食料−−40%に低迷する食料自給率 3.7 巨大ショッピングセンター進出−−シャッター通り 3.8 まちの顔−−旧中心商店街空洞化の要因 3.9 旧中心市街地を空洞化させた−−公共施設の郊外移転 3.10 総延長約9万km−−まちからバスが消える 3.11 都心部の居住人口の回復−−都心回帰 3.12 高齢化,老朽化する−−ニュータウンの課題
4章 市街地整備 4.1 合理的で高度な土地利用−−市街地再開発事業 4.2 全国で約40万haの市街地整備−−土地区画整理事業の特徴と流れ 4.3 効率的で適正なまちなみ−−土地区画整理事業のしくみ,減歩 4.4 公共用地率が大きい−−減価補償地区の土地区画整理事業 4.5 地域づくりの諸課題解決−−土地区画整理事業活用事例
5章 交通計画 5.1 交通計画を立てる−−利用者密度とトリップ距離 5.2 歩車共存街路をもつ商業空間−−トランジットモール 5.3 人と自動車が共存する−−コミュニティ道路 5.4 交通量を抑制する−−ロードプライシング 5.5 交通渋滞を緩和させる−−パークアンドライド 5.6 道路の建設,維持費用の受益者負担−−道路特定財源制度
6章 都市防災 6.1 21世紀最大の自然災害−−ナルギス・四川大地震 6.2 地震大国日本−−阪神・淡路大震災,北海道南西沖地震 6.3 水災害−−洪水・地すべり・土石流・高潮・津波 6.4 水災害から命や生活を守る−−治水と治水対策 6.5 気象庁による−−雨の強さと降り方 6.6 気象庁による−−風の強さと吹き方 6.7 地震動の強さの程度を表す−−震度 6.8 大地震が起きたらまちはどうなる?−−建物の倒壊,火災,液状化 6.9 大地震が起きたらまちはどうなる?−−ライフラインの崩壊 6.10 都市河川の治水計画−−総合的治水対策 6.11 自然災害への備え−−ハザードマップ
7章 都市対策 7.1 小さな領域に高密な都市形態−−コンパクトシティ 7.2 新たな心のつながり求める−−コレクティブ住宅&コーポラティブ住宅 7.3 居住者によるインフィル−−スケルトン方式住宅 7.4 みんなが安心,快適な生活−−バリアフリーのまちづくり 7.5 拡大された障壁−−バリアフリー新法 7.6 障害者,健常者が一緒のまちづくり−−ユニバーサルデザイン 7.7 ユニバーサルデザインのまちづくり−−7つの原則推進ガイドライン
8章 協働のまちづくり 8.1 住民と行政のパートナーシップ−−協働のまちづくり 8.2 静岡県磐田市の−−協働によるまちづくりに向けての指針より 8.3 富山県高岡市の−−市民協働のまちづくりより 8.4 地域で決めるまちのルール−−神戸市の協働のまちづくりより
9章 環境問題 9.1 限りある地球資源−−持続可能な開発 9.2 森林の減少,オゾンホール−−地球温暖化 9.3 地球上の限りある水−−水循環 9.4 地球の緑を消滅させる−−酸性雨,砂漠化 9.5 生物の生息空間−−ビオトープ 9.6 1日3リットルの水−−水質汚濁と水質基準 9.7 都市の熱の島現象−−ヒートアイランド現象 9.8 都市型水害をまねく−−ゲリラ豪雨
10章 都市景観 10.1 良好な景観の形成−−景観法 10.2 安全で快適な通行空間−−電線類地中化 10.3 良好な景観,風致を維持する−−屋外広告物制度の概要 10.4 良好な景観は国民の資産−−美しいまちなみ賞 10.5 平成18年度 美しいまちなみ大賞・優秀賞−−水辺景観,街路樹を楽しむまちなみ 10.6 歴史的土木構造物の保存−−土木学会選奨土木遺産 10.7 日本のユネスコ世界遺産−−人類共通のかけがえのない財産 10.8 日本のユネスコ世界遺産−−白川郷と五箇山
11章 都市環境 11.1 環境に悪影響がもたらされない事業−−環境アセスメント 11.2 環境アセスメントの手続き−−スクリーニング,スコーピング 11.3 廃棄物の排出抑制と循環的利用−−循環型社会 11.4 持続的発展を可能とする−−グリーン購入 11.5 交通公害を少なくする−−クリーンエネルギー自動車 11.6 廃棄物の分類−−一般廃棄物と産業廃棄物 11.7 ゴミの量を減らす−−3R(Reduce Reuse Recycle) 11.8 建設物の分別解体の義務−−建設リサイクル法 11.9 資源としての使用済自動車−−自動車リサイクル法
12章 都市法規 12.1 地域の判断を適切に反映させる−−改正都市計画法 12.2 大店法に代わる−−大規模小売店舗立地法(大店立地法) 12.3 コンパクトでにぎわいあふれるまちづくり−−改正中心市街地活性化法 12.4 合併特例債が廃止された−−合併新法
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