gihodo shuppan
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書籍詳細
 
みち
−創り・使い・暮らす−
みち研究会監修/道路空間高度化機構編
A5・180頁 / 2200円
発行年月日 : 2007年6月
ISBN : 978-4-7655-1720-1
 

内容紹介
円滑な自動車交通の全国展開を基本的な使命としてきた道路整備。そして,我が国の道路は,自動車の通路として合理的,効率的に整備されてきました。しかし,徒歩や自転車を主人公にした道路や,都市の貴重な空間としての道路,地域ごと街ごとの特色や個性を反映した道路,自然景観と調和した道路など,多様な観点から,道路の機能・役割を再認識して整備を進めていくことが大切ではないでしょうか。本書では、そんな道路整備のあり方を探ってみました。
 
目次
はじめに
1 自動車とわれわれの暮らし・都市・地域
2 「みち」の多様性と多義性
3 道路空間の高度化について

序 論
1 「道路」の機能と役割
2 いまなぜ道路空間の高度化なのか
3 道路空間高度化の六つの基本的視点

第1章 「ステイ」‥ 生活の場としてのみちづくり
1- 1 「ステイ」のみちづくりの基本的視点
1- 2 「ステイ」のみちづくりに向けた三つの提案
 (1) 地域コミュニティを育む道路空間をつくる
 (2) 魅力あふれる賑わい空間をつくる
 (3) 道路空間で交流を生み出す

第2章 「スロー」‥ ゆったり歩けるみちづくり
2 -1 「スロー」のみちづくりの基本的視点
2 -2 「スロー」のみちづくりに向けた三つの提案
 (1) 歩行者が主役の道路空間をつくる
 (2) 自転車にとって快適な道路空間をつくる
 (3) ユニバーサルデザインで道路空間をつくる

第3章 「フュージョン」‥ 都市空間に溶け込んだみちづくり
3 -1 「フュージョン」のみちづくりの基本的視点
3 -2 「フュージョン」のみちづくりに向けた三つの提案
 (1) 道路と沿道空間を融合させる
 (2) 道路空間を立体的に活用する
 (3) 交通結節点の機能を高める

第4章 「ローカル」‥ 地域ならではのみちづくり
4 -1 「ローカル」のみちづくりの基本的視点
4 -2 「ローカル」のみちづくりに向けた三つの提案
 (1) 景観にすぐれた道路空間をつくる
 (2) 歴史を守り伝える道路空間をつくる
 (3) 愛着のもてる個性的な道路空間をつくる
 
第5章 「コラボレーション」‥ 協働によるみちづくり
5 -1 「コラボレーション」のみちづくりの基本的視点
5 -2 「コラボレーション」のみちづくりに向けた三つの提案
 (1) 道路空間を協働でつくる
 (2) 限られた道路空間を柔軟に使う
 (3) 道路空間を学びの場として活用する

第6章 「グロウイング」‥ ともに成長するみちづくり
6 -1 「グロウイング」のみちづくりの基本的視点
6 -2 「グロウイング」のみちづくりに向けた三つの提案
 (1) 多様な観点から道路空間を活用する
 (2) 道路空間整備により地域を再生する
 (3) 時とともに成長する道路空間をつくる

おわりに
事例索引
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