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| 新アンダーピニング工法等研究会編 |
B5・210頁 / 5500円
発行年月日 : 2007年5月
ISBN : 978-4-7655-1715-7 |
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近年のアンダーピニングは，狭隘な空間での施工を余儀なくされるとともに，既設構造物の老朽化なども進んできており一層厳しい条件下での施工とならざるを得ない。わが国のアンダーピニングの歴史は古く，施工実績も相当に多いものの，アンダーピニングの設計や施工に関する規準類，また，最新の知見を体系的にとりまとめた技術図書類もあまり多くない。本マニュアルは従来からの実績ある技術に加えて，最新の研究成果や計測事例を詳細に検討し，アンダーピニングの調査，計画，設計，施工についての標準をとりまとめたものである。
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I. 設計・施工マニュアル
第1章 総 論
1.1 適用範囲
1.2 用語の定義
1.3 関連基準類
1.4 関連法規類
第2章 調 査
2.1 調査の基本
2.2 立地条件の調査
2.3 既設構造物の調査
2.4 支障物件および近接構造物などの調査
2.5 地盤調査
2.6 環境保全のための調査
第3章 計 画
3.1 計画の基本
3.2 基本条件の整理
3.3 受替え方式の種類と選定
3.4 受替え手順の検討
3.5 既設構造物の許容変位量
第4章 設 計
4.1 設計の基本
4.2 設計図書
4.3 荷 重
4.3.1 荷重の種類と選定
4.3.2 死荷重および内部荷重
4.3.3 活荷重および衝撃
4.3.4 土 圧
4.3.5 水圧および揚圧力
4.3.6 地盤反力
4.3.7 リバウンドの影響
4.3.8 地震の影響
4.3.9 地盤沈下の影響
4.3.10 その他の荷重
4.4 材 料
4.4.1 材料の種類
4.4.2 材料のヤング係数およびポアソン比
4.5 許容応力度およびその割増し
4.5.1 許容応力度
4.5.2 荷重の組合せと許容応力度の割増し
4.5.3 基礎の安定を検討する場合の安全率
4.6 構造計算の基本
4.7 各受替え方式の設計とその留意点
4.7.1 設計一般
4.7.2 直接支持方式
4.7.3 下受けばり方式
4.7.4 耐圧版方式
4.7.5 添えばり方式
4.8 既設構造物の照査と補強
4.8.1 既設構造物の照査
4.8.2 既設構造物の補強
4.9 本受け工の設計と留意点
第5章 構造物の挙動予測
5.1 構造物の挙動予測の基本
5.2 設計段階における構造物の挙動予測
5.3 施工段階における構造物の挙動予測
第6章 施工および計測
6.1 施工および計測の基本
6.2 施工計画および計測計画
6.2.1 施工計画の検討
6.2.2 計測計画の検討
6.2.3 計測管理
6.3 プレロード工
6.3.1 一 般
6.3.2 プレロード値の設定
6.3.3 ジャッキの選定
6.3.4 プレロードの載荷方法
6.3.5 置換え材への荷重の受替え
6.4 仮受け工
6.4.1 仮受け工の基本
6.4.2 仮受け工の留意点
6.5 本受け工
6.5.1 本受け工の基本
6.5.2 本受け工の留意点
6.6 各受替え方式の施工法とその留意点
6.6.1 直接支持方式
6.6.2 下受けばり方式
6.6.3 耐圧版方式
6.6.4 添えばり方式
6.7 補助工法
6.8 アンダーピニングにともなう特殊施工
6.8.1 支障物の撤去
6.8.2 導坑掘削
6.8.3 狭隘空間での施工
II. 参考資料
1. 受替え方式の種類
2. アンダーピニングの変遷
3. 各企業者の許容変位量
4. 添えばり方式における各種締結方式の設計手法
5. 近年のアンダーピーニングの実績調査
6. 設計段階における構造物の挙動予測例
7. 施工段階における構造物の挙動予測例
III. 施工事例
1. 杭直受け方式：
東京メトロ13号線 渋谷駅における半蔵門線のアンダーピニング
2. 下受けばり方式（下受け桁方式）：
東京メトロ13号線 明治神宮前における千代田線のアンダーピニング
3. 下受けばり方式（受替え版方式）：
りんかい線 第1広町トンネル工区における建物のアンダーピニング
4. 耐圧版方式：地下鉄工事における建物のアンダーピニング
5. 添えばり方式：
東京メトロ13号線渋谷駅における銀座線高架橋のアンダーピニング
6. パイプルーフ工：
東京メトロ13号線新宿7丁目駅における電力，通信洞道，下水幹線のアンダーピニング
索 引
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