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村田二郎・岩崎訓明編 |
A5・268頁 / 3080円 発行年月日 : 2006年9月 ISBN : 4-7655-1708-X |
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第三版の刊行(平成13年)以降に見直しがなされた関連JIS,特に実験課題として最も重要なコンクリートの強度試験関連JIS(強度試験用供試体の作り方,曲げ強度試験,圧縮強度試験,圧縮強度試験および割裂引張り強度試験)を中心に,それらを反映させる訂正を行った。近年,コンクリートの挙動を予測する技術は急速に発展しているが、実験による解析的手法の正統性の確認は必須とされており,実験の重要性は一段と高まっている。高専・大学の学生に長年使われてきた定評ある教科書の改訂4版である。
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I.基本事項 1.実験上の一般的注意 実験室心得/実験ノート/レポート 2.基本実験技術 試料採取法/長さ・変位の測定法/質量・重量の測定法/ひずみの測定法/材料試験機の使用法/ガラス器具・その他の使用法/コンクリート実験に多用される器具類 3.実験結果の整理法 有効数字/実験値の統計的処理/SI単位と重力単位 II.コンクリート用材料の試験 1.セメント <実験課題1>セメントの凝結・硬化性状の測定 セメントの凝結試験/セメントの強さ試験/セメントの粉末度試験 2.細骨材 <実験課題2>細骨材の密度と含水状態の測定 細骨材の密度・吸水率試験/細骨材の含水率試験 <実験課題3>細骨材の粒度・粒形の判定 ふるい分け試験/微粒分量試験/単位容積質量試験・実積率試験・砕砂の粒形判定実積率試験 <実験課題4>細骨材中の不純物の測定 有機不純物試験/細骨材の塩化物イオン含有率試験/泥分簡易試験 3.粗骨材 <実験課題5>粗骨材の密度と含水状態の測定 粗骨材の密度・吸水率試験/有効吸水率の測定 <実験課題6>粗骨材の粒度・粒形の判定 ふるい分け試験/単位容積質量試験・実積率試験・砕石の粒形判定実積率試験 <実験課題S1>粗骨材の耐久性の判定 すりへり試験/安定性試験/アルカリシリカ反応性試験
III.フレッシュコンクリートの特性試験 <実験課題7>フレッシュコンクリートの品質の測定 試料コンクリートの準備/スランプ試験/コンクリートのスランプフロー試験/振動台式コンシステンシー試験/空気量試験/単位容積質量試験/ブリーディング試験 <実験課題8>フレッシュコンクリートによる管理試験 水セメント比の測定/洗い分析試験/塩化物量試験
IV.硬化コンクリートの試験 <実験課題9>硬化コンクリートの強度および弾性係数試験 強度試験用の供試体の作製/コンクリートの強度試験/コンクリートの静弾性係数試験 <実験課題10>硬化コンクリートの非破壊試験 テストハンマー試験 <実験課題S2>硬化コンクリートの動的性質の測定 共振法による動弾性係数の測定/波動法による縦波速度の測定
V.コンクリートの配合設計 <実験課題11>セメント水比と圧縮強度の関係直線の決定 3種以上の水セメント比のコンクリートの配合計算/試し練りと強度試験用供試体の作製/強度試験およびセメント水比−圧縮強度線の決定 <実験課題12>配合設計 配合設計条件/粗骨材の最大寸法の選定/スランプの選定/空気量の選定/水セメント比の選定/単位水量および細骨材率の選定/鋼材を保護する性能の検討/配合設計例/参考資料
VI.鉄筋の試験 <実験課題13>鉄筋の引張りおよび曲げ試験 引張試験/曲げ試験
VII.鉄筋コンクリート部材の試験 <実験課題S3>鉄筋コンクリートはりの曲げ試験およびせん断試験 試験のフローチャート/鉄筋コンクリートはりの作製/鉄筋コンクリートはりの載荷試験/実験結果の整理/実験結果の考察
[参考文献/データシート]
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