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ディートリッヒ・シュタイン著/下水道管路研究会訳/田中和博監訳 |
A5・1154頁 / 27500円 発行年月日 : 2006年4月 ISBN : 4-7655-1703-9 |
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日本の下水道は布設以来50年の法定耐用年数を超える管路が約5,000kmになる。インフラを確実にする維持・管理技術は不可欠である。下水道管路の維持・管理技術の革新は目立たないが著しいものがある。本書は下水道先進国であるドイツの「Instandhaltung von Kanalisationnen」の全訳である。下水道関係者にとっての座右の書である。
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1 下水道の構造,背景条件 1.1 総 論 1.2 概 念 1.3 断面形状および断面寸法 1.4 土被り 1.5 勾 配 1.6 工 法 1.7 管材料,管継手 1.8 マンホール 1.9 構造物下の宅内排水管,取付管 1.10 換気・通気用支管,ランプ孔 1.11 公用地内の管渠,その他の管 1.12 樹林,植被
2 損傷,その原因と結果 2.1 総 論 2.2 漏 れ 2.3 排水障害 2.4 位置ずれ 2.5 物理的摩耗 2.6 腐 食 2.7 変 形 2.8 亀裂,管の破損,崩壊 2.9 損傷分析
3 保守,清掃 3.1 保 守 3.2 清 掃
4 点 検 4.1 定義,法令等による規定 4.2 点検,調査計画の作成 4.3 構造関連の点検,調査 4.4 流量測定 4.5 環境関連検査 4.6 記 録 4.7 状態分類,状態評価
5 補 修 5.1 一般的な要求条件 5.2 修 理 5.3 更 生 5.4 更 新 5.5 工事中の下水排水路の確保 5.6 補修工法の選定と発注 5.7 費用と経済性
6 水源保護区域の管渠:保全に求められる特別な用件 6.1 総 論 6.2 水源保護区域の定義 6.3 水源保護区・:水源区域 6.4 水源保護区・:狭域保護区 6.5 水源保護区・:広域保護区 6.6 水源保護区・,・の管渠の修繕
7 下水による土壌,地下水の汚染とその除染方法 7.1 総 論 7.2 下水の発生源,特徴 7.3 有害物質の移動挙動 7.4 汚染発生例 7.5 土壌除染方法 7.6 対策に要する費用,期間
8 労働安全性,健康保護 8.1 総 論 8.2 責任,刑法上の効果 8.3 保護対策
文 献 索 引 資料編
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