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プレストレストコンクリート技術協会編 |
B5・140頁 / 4400円 発行年月日 : 2005年11月 ISBN : 4-7655-1695-4 |
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【PC技術規準シリーズ】 阪神・淡路大震災の経験からPCタンクの耐震規準を作成。主に,非線形性を考慮した動的解析を実施するとともに,また静的解析でも安全側に耐震設計できる基準とした。さらに,これら耐震基準に加えて基礎にも言及し,従来,屋根,側壁,底版を分離した解析が主流であったのを,それらを一体とした有限要素法解析を実施することを強く推奨することとした。また,できる限り性能照査型の記述になるよう心がけている。
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I 貯水用円筒形PCタンク設計施工規準編
1章 総 則 1.1 適用の範囲 1.2 要求性能 1.3 用語の定義 1.4 記 号 1.5 関連規準
2章 照査の基本 2.1 一 般 2.2 設計耐用期間 2.3 照査の前提 2.4 照査の原則 2.5 限界状態 2.6 安全係数
3章 材料の設計値 3.1 一 般 3.2 コンクリート 3.2.1 強度 3.2.2 コンクリートの応力-ひずみ曲線 3.2.3 コンクリートのヤング係数 3.2.4 コンクリートのポアソン比 3.2.5 コンクリートの熱特性 3.2.6 コンクリートの収縮 3.2.7 コンクリートのクリープ 3.3 鋼材の設計値 3.3.1 鋼材の強度 3.3.2 鋼材の応力-ひずみ曲線 3.3.3 鋼材のヤング係数 3.3.4 鋼材のポアソン比 3.3.5 鋼材の熱膨張係数 3.3.6 PC鋼材のリラクセーション
4章 荷 重 4.1 一 般 4.2 荷重の種類 4.2.1 自 重 4.2.2 静水圧 4.2.3 プレストレス力 4.2.4 コンクリートのクリープおよび収縮の影響 4.2.5 土 圧 4.2.6 温度の影響 4.2.7 風荷重 4.2.8 雪荷重 4.2.9 地下水圧 4.2.10 積載荷重
5章 構造解析 5.1 一 般 5.2 供用限界状態を検討するための応答値の算定 5.3 終局限界状態を検討するための応答値の算定
6章 供用性の照査 6.1 一 般 6.2 RC部材 6.2.1 応力度の算定 6.2.2 応力度の制限値 6.2.3 曲げひび割れ幅の算定 6.2.4 ひび割れ幅の限界値 6.3 PC部材 6.3.1 応力度の算定 6.3.2 応力度の制限値 6.3.3 引張応力度の限界値 6.3.4 施工時における検討
7章 構造安全性の照査 7.1 一 般 7.2 設計断面耐力の算出
8章 耐震性の照査 8.1 一 般 8.2 耐震設計の原則 8.3 PCタンクの耐震性能と限界状態 8.3.1 原 則 8.3.2 耐震性能と限界状態 8.4 地震外力 8.4.1 一 般 8.4.2 照査に用いる地震動 8.4.3 耐震設計上の地盤種別 8.4.4 静的解析で地震外力を定めるための固有周期の算定方法 8.4.5 耐震設計上の地盤面 8.5 耐震設計上考慮すべき荷重 8.6 地震の影響 8.6.1 一 般 8.6.2 地震時動水圧 8.6.3 地震時土圧 8.7 応答値の算定 8.7.1 一 般 8.7.2 解析方法 8.7.3 解析モデル 8.7.4 静的線形解析に用いる構造物特性係数 8.8 ひび割れ発生もしくはひび割れ幅の限界値 8.9 残留ひび割れ幅の限界値 8.10 断面破壊に対する照査
9章 耐久性の照査 9.1 一 般 9.2 耐久性の照査項目 9.3 耐久性の照査項目に対する限界値 9.3.1 ひび割れ幅の限界値 9.3.2 環境作用の限界値
10章 基礎の設計 10.1 一 般 10.2 設計の基本事項 10.3 地震外力 10.4 荷重および地震の影響 10.5 応答値の算定 10.6 構造物特性係数 10.7 直接基礎の設計における限界値 10.8 杭基礎の設計における限界値
11章 一般構造細目 11.1 緊張材 11.1.1 あ き 11.1.2 かぶり 11.1.3 緊張材の湾曲部 11.1.4 定着具および接続具の配置 11.1.5 定着具の保護 11.1.6 定着具付近のコンクリ−トの補強 11.2 鉄 筋 11.2.1 あ き 11.2.2 かぶり 11.2.3 用心鉄筋 11.2.4 溶接金網 11.3 継 目 11.3.1 打継目 11.3.2 プレキャスト部材の継目 11.4 開口部の補強
12章 PCタンク施工 12.1 一 般 12.2 緊張工 12.3 施工段階におけるひび割れ 12.4 防水工および防食工 12.4.1 防水工 12.4.2 防食工
13章 付帯設備 13.1 付帯設備の種類 13.2 避雷針 13.3 換気装置 13.4 越流管 13.5 流入管 13.6 排泥管 13.7 流出管
II 貯水用円筒形PCタンク設計マニュアル編
1 一 般
2 要求性能,限界状態および耐用期間の設定
3 PCタンクの構造 3.1 屋根部の構造 3.2 側壁部の構造 3.3 底版部の構造
4 設計荷重
5 構造解析
6 供用性の照査 6.1 一 般 6.2 RC部材の照査 6.3 PC部材の照査 6.4 応力度の制限値
7 構造安全性の照査
8 耐震性の照査 8.1 一 般 8.2 地震動 8.3 耐震性能の照査
9 耐久性の照査
10 基礎の安全性照査 10.1 一 般 10.2 基礎の設計作用力 10.3 直接基礎 10.4 杭基礎
III 貯水用円筒形PCタンク施工マニュアル編
1 一 般
2 土工事
3 基礎工事
4 底版工事
5 側壁工事
6 PC工事 6.1 緊張工 6.2 PCグラウト工 6.3 アンボンドおよびプレグラウトPC鋼材の施工
7 屋根工事
8 塗装工事 8.1 防水工 8.2 防食工
IV 付録:貯水用円筒形PCタンク非線形解析事例
1 概 要
2 解析に用いたPCタンクとモデル化 2.1 解析対象PCタンク 2.2 解析モデル 2.3 解析条件
3 静的非線形解析 3.1 荷重条件 3.2 解析結果
4 動的非線形解析 4.1 荷重条件 4.2 荷重と地震動 4.3 解析結果 4.4 静的解析と動的解析の比較 4.5 まとめ
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