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続 道のバリアフリー |
−コミュニティ・ゾーンをつくる− |
鈴木敏著 |
A5・206頁 / 3080円 発行年月日 : 2004年11月 ISBN : 4-7655-1673-3 |
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2002年に出版した『道のバリアフリー―安心して歩くために』の続編。まず,高齢者や身体の不自由な人たちが道を移動するときどのような不自由があるのか個々に見たうえで,道のバリアを取り除く方法を解説。そして,生活街区(ゾーン)内で自動車の走行を制限してゾーン内の安全性や快適性を確保するコミュニティ・ゾーンを提案する。コミュニティ・ゾーンをつくるには,歩行者優先でかつ歩者共存道路を中心としたゾーンの中の道と,ゾーンの周囲を取り囲み自動車優先で歩者分離構造の幹線道路の違いをはっきり区別して整備することが必要で,幹線道路の車道,緩衝帯,自転車道,歩道の構造改修,ゾーン入口に設ける諸施設,ゾーン内の道を安全にする工夫等,さまざまな手法を具体的に述べる。まちづくり・地域づくりに取り組む自治体の職員や一般の人々に最適。
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I 人の不自由を知る
1 加齢による身体機能の低下 2 障害を持っている人の不自由 3 ノーマライゼーションの意味 4 バリアフリーとユニバーサルデザイン 5 車いすで歩いてみる 6 道の問題点を検証する 7 安心して歩ける快適な道 8 道の景感を考える 9 道のユニバーサルデザイン 10 コミュニティ・ゾーンを発想する
II 人にやさしい道を実現するコミュニティ・ゾーン 1 自動車走行を優先する幹線道路 2 車道や自転車道を横断する 3 幹線道路のバス停留所 4 自動車の進入が禁止される道 5 歩行者と自動車が共存する道 6 駐停車スペースの確保 7 駐輪スペースと放置自転車対策 8 道の情報はわかりやすく 9 道の中の段差と排水 10 景感を考慮した舗装の開発 11 都心にコミュニティ・ゾーンをつくる
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