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土木研究所編著 |
A5・118頁 / 2200円 発行年月日 : 2003年3月 ISBN : 4-7655-1648-2 |
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【美本ございません】 都市ごみ焼却灰を主原料とし,必要に応じて下水汚泥等も使用してつくられる「エコセメント」は,資源循環型社会をめざすうえで大いに期待されており,2002年7月にはJIS規格も制定されている.本書は,エコセメント製造過程で脱塩素処理を行い,普通ポルトランドセメント類似の性質をもたせた「普通エコセメント」を,鉄筋コンクリート材料として利用するさいに留意すべき基本的な事項について,とりまとめた書.指針・基準類に多く見られる条文とその解説の形式で実務的に解説されている.適用例の紹介など,カラー32頁.
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1章 総則 1.1 適用の範囲 1.2 定義
2章 エコセメントコンクリートの品質 2.1 総則 2.2 ワーカビリティー 2.3 強度 2.4 耐久性 2.5 鋼材を保護する性能
3章 材料 3.1 総則 3.2 普通エコセメント 3.3 普通エコセメントの貯蔵
4章 配合 4.1 総則 4.2 配合強度 4.3 水セメント比 4.4 単位水量 4.5 単位セメント量 4.6 細骨材率 4.7 混和剤の単位量
5章 製造 5.1 総則 5.2 製造 5.3 現場までの運搬
6章 レディーミクストコンクリート 6.1 総則 6.2 工場の選定 6.3 品質についての指定 6.4 受入れ
7章 施工 7.1 総則 7.2 現場内での運搬および打込み 7.3 締固めおよび仕上げ 7.4 養生 7.5 型枠の取外し
8章 品質管理および検査 8.1 総則 8.2 試験 8.3 コンクリートの品質管理および検査
9章 設計に関する一般事項 9.1 総則 9.2 単位容積質量 9.3 静弾性係数 9.4 ポアソン比 9.5 乾燥収縮量 9.6 クリープ
10章 寒中コンクリート 10.1 総則 10.2 コンクリート温度 10.3 材料および配合 10.4 運搬および打込み 10.5 養生
11章 暑中コンクリート 11.1 総則 11.2 コンクリート温度 11.3 材料 11.4 配合 11.5 運搬および打込み 11.6 養生
12章 工場製品 12.1 適用の範囲 12.2 エコセメントコンクリートの品質 一般/ワーカビリティー/エコセメントコンクリートの強度 12.3 材料 12.4 配合 12.5 製造 成形および仕上げ/養生/脱型 12.6 製品の取扱い,運搬,貯蔵および必要事項の表示 12.7 品質管理および検査
参考資料1 普通エコセメントの試験成績表例
参考資料2 エコセメントコンクリートの適用例 レディーミクストコンクリート:園路舗装への適用/レディーミクストコンクリート:マスコンクリートへの適用/レディーミクストコンクリート:消波ブロックへの適用/レディーミクストコンクリート:排水性舗装用コンクリートへの適用/レディーミクストコンクリート:護岸補修工事への適用/レディーミクストコンクリート:重力式擁壁への適用/レディーミクストコンクリート:防潮堤かさ上げ工事への適用/レディーミクストコンクリート:L型擁壁への適用/レディーミクストコンクリート:逆L型擁壁への適用/工場製品:積みブロックへの適用/工場製品:道路用境界ブロック,道路用鉄筋コンクリート側溝および側溝用ふたへの適用/工場製品:鉄筋コンクリートL形側溝への適用/工場製品:地先境界ブロックへの適用/工場製品:鉄筋コンクリートL形側溝への適用
参考資料3 エコセメントの製造工程
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