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鈴木敏著 |
A5・190頁 / 3080円 発行年月日 : 2002年8月 ISBN : 4-7655-1638-5 |
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道のバリアフリー化には,まず歩行者が安心して歩ける歩道の実現が前提となる.本書は,歩行者が車の危険を感じずに安心して歩ける道とはどのようなものか,バリアフリーな道とはいかなるものかを考察し,その実現に向けて,すでに実施されつつある試みや施策を紹介するとともに,今後の方向を論じる書である.
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1 安全な道からやさしい道へ 車を逃れる安全地帯/歩行者が安全に歩ける道/誰にもやさしい安心の道づくり
2 道のバリアを知る 高齢になれば身体が不自由になる/インスタント・シニアの擬似体験/道のバリア/バリアは心の中にある
3 安心して歩ける道をつくるために 道のバリアフリー・デザイン/歩道の有効幅員/歩行者にやさしい路面/歩行者空間の段差と勾配/歩行者の誘導/車道を横断するための施設/自転車走行スペースと駐輪場/バス停留所/道路区画線と路側帯/歩行者空間の付帯施設/電動車いすの使用/道の「景感」を考える
4 バリアフリー関連施策 バリアフリー施策のあゆみ/交通バリアフリー法/バリアフリー化のために必要な道路構造に関する基準/バリアフリー化の促進に関する基本方針/高齢者や身体の不自由な人のための交通事故対策
5 人にやさしい歩きの道づくり 人にやさしいコミュニティ・ゾーン/コミュニティ・ゾーンの道路/自動車の速度を規制する
付録:交通バリアフリー法
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