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日本鋼構造協会編 |
B5・498頁 / 19800円 発行年月日 : 1998年5月 ISBN : 4-7655-1587-7 |
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【美本ございません】 文字どおり,土木鋼構造物に関する技術情報を網羅した書.鋼材や鋼構造の基礎的な事項から,土木鋼構造物の設計・施工・維持管理などにかかわる最新の技術までを,多数の写真・図版を示しながら網羅的に解説し,さらに将来を展望.事例も豊富におさめている.日本鋼構造協会創立30周年記念出版.姉妹編の『鋼構造技術総覧[建築編]』も同時刊行.
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1.序章 1.1 鋼と鋼構造物の発展 1.2 最新の土木鋼構造物 1.3 橋のライフサイクル 2.鋼材 2.1 生産 2.2 機械的性質 2.3 鋼材の種類と特性 構造用鋼材/鋼管/接合用鋼材/ケーブル/特殊用途用 2.4 高機能付加鋼材 耐火性能改善/溶接性改善/変形性能改善/騒音振動特性改善/耐候性改善/製作合理化
3.設計基準 3.1 考え方 3.2 許容応力度設計法 3.3 限界状態設計法 限界状態の種類/安全性照査 3.4 代表的設計基準 米国道路橋設計示方書/オンタリオ州道路橋設計基準/独国規格協会基準/英国の設計基準/ユーロコード3(案)/道路橋示方書/鋼構造物設計指針
4.各種設計法 4.1 座屈設計 骨組/板/桁 4.2 耐震・免震設計 設計/鋼製橋脚の準静的・動的性状 4.3 耐風・制振設計 4.4 疲労設計
5.接合 5.1 溶接接合 設計/方法/収縮と変形/品質と検査 5.2 高力ボルト接合 方法/種類/許容応力度・許容力/溶融亜鉛めっき高力ボルト/特殊高力ボルト/施工 5.3 接着接合 特徴/接着材種類と強さ/課題
6.設計製作の自動化・省力化 6.1 自動設計システム 6.2 製作ラインの合理化 意義/レーザー切断/箱桁パネル/糸面バリ取り/その他/ライン化時の配慮 6.3 切断・溶接の自動化 6.4 溶接ロボット 工場/ヤード・現場/課題 6.5 部材自動計測・数値仮組立 計測技術/仮組立シミュレーション技術/導入効果
7.品質保証 7.1 考え方 7.2 品質保証 設計・計画/製作・据付け/生産保全活動 7.3 ISO9000シリーズ ISO9000シリーズ品質システム/審査 7.4 鋼橋の品質管理基準
8.鋼橋架設技術 8.1 概説 技術・工法/架設機材/精度管理 8.2 大ブロック架設 8.3 吊橋補剛桁の直下吊り 現地条件/要素技術/スイング工法の技術要素/架設ヒンジ
9.防食技術 9.1 鋼の腐食 メカニズム/大気中/海水中/異種金属接触腐食 9.2 防食方法 塗装/材料特性の利用/亜鉛めっき/溶射/電気防食法/ライニング・ラッピング/腐食環境改善 9.3 最近の関連技術 塗装仕様/塗装技術/新防食材料・技術/防食層の検査・補修/乾燥空気による防食
10.維持管理 10.1 鋼構造物の寿命 10.2 鋼橋の維持補修 現状/調査点検/床版補強・取替工法/支承取替え/橋桁の補強・改造/その他/耐震補強 10.3 溶接補修・補強 10.4 維持・管理設備 定置式足場/移動式足場 10.5 既存鋼構造物の計測 計測/機器類/標準化
11.省力化橋梁 11.1 設計 設計情報一元化/標準化と省力化/製作・架設省力化に対する役割 11.2 製作 製作管理と省力化/工場設備と省力化 11.3 架設 現場自動溶接と検査の省力化/プレハブ化/大ブロック化/プレキャスト化
12.連続桁橋梁 12.1 概説 12.2 少数径間 連続合成桁橋/欧州の革新的連続桁橋/最近の連続桁橋 12.3 多径間 12.4 ノージョイント形式連続化橋梁 12.5 新しい提案 合成桁連続化工法/ノージョイント工法連続アーチ橋/超多径間連続桁の実現性
13.複合構造 13.1 一般 定義/力学特性/合成の確保/特徴/鋼材の開発/高流動コンクリートの利用/耐久性 13.2 沈埋・ケーソン 基本構造/沈埋函/重力式ケーソン/実施例 13.3 合成柱・合成床 13.4 合成桁(連続桁・2主桁) 動向/構造特性と設計・施工上の留意点/課題と展望 13.5 長大橋 複合箱桁・アーチ橋/複合斜張橋・吊橋/合成構造斜張橋
14.環境対応技術 14.1 景観 デザイン論の歴史/橋梁美学/デザインの視点/課題 14.2 防音 音・騒音/道路・鉄道騒音と対策 14.3 防振 高架橋振動の発生と伝播/対策例
15.次世代の構造物と構造技術者 15.1 概説 15.2 建設系工学の発展の経緯 15.3 建設系工学の将来 15.4 海洋空間の活用 沿岸・海洋域の活用/浮体構造物の意義・実績・特長/大型浮体構造の経済性/空港等 15.5 浮体橋梁・トンネルの現状と展望
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