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書籍詳細
 
繊維補強セメント/コンクリート複合材料
真嶋光保・幸左賢二・大野定俊著
A5・214頁 / 4620円
発行年月日 : 1994年5月
ISBN : 4-7655-1543-5
 

内容紹介
【美本ございません】
複合材料としての基礎的理論を統一的に考察した後,期待の大きい連続繊維補強について述べ,さらに適用事例を紹介する.
【主要目次】1.繊維補強セメント複合体(材料特性/力学的特性/力学的挙動のモデル化/補強効果と力学的特性に影響する要因/微視的構造と補強機構/耐久性/短繊維補強コンクリート部材設計の考え方) 2.連続繊維補強コンクリート部材(補強材の種類と特性/力学的特性/設計の考え方) 3.建設分野における適用の現状(繊維補強セメント複合体/連続繊維補強材)
 
目次
第1章 繊維補強セメント複合体
1.1 概説
1.2 材料特性
マトリックス/繊維
1.3 繊維補強セメント複合体の力学的特性
引張特性/曲げ特性/付着特性
1.4 力学的挙動の理論的なモデル化
繊維補強セメントの複合効果/繊維とマトリックス間の応力伝達のモデル化/引張挙動のモデル化/曲げ挙動のモデル化
1.5 補強効果と力学的特性に影響する種々の要因
繊維長さの効果/繊維の配向効果
1.6 微視的構造と補強機構
繊維−マトリックス界面の微細構造/繊維補強セメント中のひび割れの進展/機械的な応力伝達にともなう微視的な現象/微視的な破壊の進展と破壊力学
1.7 耐久性
鋼繊維の耐久性(耐腐食性)/ガラス繊維の耐久性/その他の繊維の耐久性
1.8 短繊維補強コンクリート部材設計の考え方
概要/鋼繊維コンクリート設計便覧の考え方/鋼繊維補強コンクリート設計施工指針(案)の考え方

第2章 連続繊維補強コンクリート部材
2.1 はじめに
2.2 補強材の種類と特性
補強材の種類と分類/補強材の引張特性/補強材の付着特性/連続繊維補強材の耐久性/その他の特性/PC用定着体
2.3 連続繊維補強コンクリート部材の力学的特性
連続繊維補強材の利用/プレストレスの利用/部材のひび割れ性状/ひび割れ発生後の部材の曲げ剛性/終局曲げ耐力/せん断特性/破壊モ−ドとじん性能,変形能/疲労特性/その他の利用方法
2.4 連続繊維補強コンクリート部材の設計の考え方
2.5 まとめ

第3章 建設分野における適用の現状
3.1 繊維補強セメント複合体の適用例
鋼繊維/ガラス繊維/ポリプロピレン繊維/アラミド繊維/ビニロン繊維/炭素繊維/石綿セメント
3.2 連続繊維補強材の利用例
PC橋の緊張材としての利用/のり面補強材としての利用/補修補強材としての利用/海洋構造物としての利用方法
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