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小谷昇・井上泰行・二ノ丸吉武・山崎五郎著 |
B5・124頁 / 3300円 発行年月日 : 1981年10月 ISBN : 978-4-7655-1386-9 |
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従来,建設業界では,施工技術の習得には熱心でありながら,管理技術への関心は薄く,立遅れの感があった.しかし,土木施工管理技術検定制度が設けられたころから,工事管理の重要性が認識されるようになり,現在では施工上欠くことのできない分野になった.本書は,好評を博している「図解土木講座シリーズ」の一巻として,イラストと色刷りでわかりやすく解説している.学生・若き技術者に最適の書. 【主要目次】工事管理の概要/工程管理/品質管理/原価管理/安全管理
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工事管理の知識
第1章 工事管理の概要
1.工事管理の目的 2.4大管理の関連性 3.工事管理の手順
第2章 工程管理
1.工程管理の概要 1.1 工程管理の意義 1.2 工程管理の機能 2.工程計画 2.1 工程計画の内容 2.2 工程表 (1)横線式工程表(バーチャート) (2)グラフ式工程表 (3)ネットワーク式工程表 3.進度管理 3.1 横線式工程表による管理 3.2 グラフ式工程表による管理 (1)出来高工程曲線 (2)工程管理曲線 3.3 ネットワーク式工程表による管理 4.ネットワーク手法 4.1 ネットワーク手法の概要 4.2 ネットワークの描き方 (1)基本ルール (2)基本表示法 4.3 結合点時刻 (1)最早結合点時刻 (2)最遅結合点時刻 4.4 余裕時間 (1)全余裕 (2)自由余裕 4.5 クリティカルパス 4.6 日程短縮 4.7 進度管理 4.8 CPM 4.9 例題
第3章 品質管理
1.品質管理の考え方 1.1 品質管理の目的 1.2 品質特性 (1)盛土の場合 (2)路盤工の場合 (3)コンクリート土の場合 (4)アスファルト舗装の場合 1.3 品質管理の手順 2.品質のばらつきとその計算 2.1 ヒストグラム (1)ヒストグラムのつくり方 (2)ヒストグラムの見方 2.2 変動の表わし方 (1)分布の位置の表わし方 (2)分布のひろがり・ばらつきの表わし方 2.3 品質の分布 3.管理図法 3.1 管理図の意義 3.2 管理図の種類 3.3 管理図のつくり方 3.4 管理図の見方 3.5 原因の追求と処置 (1)原因の追求 (2)処置 4.抜取検査法 4.1 抜取検査の意義 4.2 抜取検査の用語・種類 (1)抜取検査の用語 (2)抜取検査の種類 4.3 0C曲線
第4章 原価管理
1.建設業の原価管理 1.1 原価の意義 (1)実際原価 (2)予定原価 1.2 原価管理の概念 1.3 原価管理の目的 1.4 建設業の特性 2.原価管理業務 2.1 見積業務 (1)直接工事費 (2)仮設工事費 (3)機械費 (4)経費 (5)管理費 2.2 実行予算 2.3 原価管理のための準備作業 (1)原価費目の分類 (2)収支予定 2.4 原価管理報告書
第5章 安全管理
1.安全と衛生 1.1 概要 1.2 安全 1.3 衛生 1.4 安全管理 2.安全衛生管理組織 2.1 統括安全衛生管理 2.2 統括安全衛生責任者 2.3 所長 2.4 安全管理者 2.5 その他の管理者,責任者 (1)衛生管理者 (2)産業医 (3)防火管理者 (4)火元責任者 (5)電気管理責任者 (6)工事機械管理責任者 (7)火薬取扱保安責任者 (8)安全衛生責任者 (9)作業主任者 3.安全衛生管理基本計画 3.1 計画の届出 3.2 届出を必要とする仕事の範囲 3.3 届出の書類 3.4 届出書類の例 4.安全活動 4.1 安全衛生教育 4.2 危険予知運動 (1)基礎段階 (2)実施段階 4.3 災害発生率の表わし方 (1)度数率 (2)強度率 5.各種工事の安全対策 5.1 墜落・飛来・崩壊 5.2 通路・足場 (1)丸太足場 (2)鋼管足場 (3)つり足場 5.3 型わく支保工 5.4 掘削作業 5.5 土止め支保工 (1)構造 (2)組立図 (3)部材の取付け 5.6 潜函内作業 5.7 高気圧作業 5.8 酸素欠乏危険作業 5.9 建設機械 5.10 爆発・火災 5.11 発破作業 5.12 電気 5.13 宿舎 6.工事公害
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