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書籍詳細
 
化学実験マニュアル
荘司菊雄著
A5・130頁 / 2750円
発行年月日 : 1996年2月
ISBN : 4-7655-0383-6
 

内容紹介
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安全な化学実験のためには,実験技術の習得とともに細心の注意が必要であり,さらに理論の裏付けも欠かせない.本書は,安全指針や基本操作等を懇切に解説するにとどまらず,理論的背景についても要点を押さえて述べられている.
【主要目次】化学実験とは/基本的な注意事項/事故防止の徹底/基本的な器具の取扱い/秤量(質量を測る)/ガラス器具の洗い方/液体の体積を測る(測容)/温度を測る/加熱の基本操作/冷却/攪拌/ろ過/蒸留/還流冷却/濃縮/脱色/再結晶法/抽出/乾燥/補遺
 
目次
1.化学実験とは
1.1 化学実験の本質
1.2 正しい実験操作技術の習得

2.基本的な注意事項
2.1 事前の実験計画
2.2 実験への心構え
2.3 グループ実験の基本
2.4 安全管理の基本
2.5 実験ノートの作成
2.6 実験廃棄物の回収
2.7 実験終了後の跡片づけ

3.事故防止の徹底
3.1 事故の原因
3.2 事故の起こりやすい操作技術
3.3 事故防止のために常に心掛けねばならない基本的な最重要点
3.4 実験上注意すべき点

4.基本的な器具の取扱い
4.1 試験管と試験管ばさみ
4.2 ビーカー
4.3 フラスコ
4.4 ペトリ皿(シャーレ)
4.5 時計皿(ウオッチグラス)

5.秤量(質量を測る)
5.1 直示天秤
直示天秤の構造/直示天秤の使用法/直示天秤取扱い上の注意
5.2 電子天秤
5.3 天秤の校正
5.4 秤量びん

6.ガラス器具の洗い方
6.1 水洗い
6.2 クレンザーで洗う
6.3 界面活性剤で洗う
6.4 特に落ちにくい汚れ
6.5 ブラシの種類

7.液体の体積を測る(測容)
7.1 メスシリンダー
7.2 ピペット
ホールピペット/メスピペット/駒込ピペット/ピペット類の取扱い上の注意/ピペットの補正方法
7.3 ビュレット
ビュレットの取扱い方法/ビュレットの補正方法
7.4 メスフラスコ
メスフラスコの使い方/メスフラスコの公差と補正方法

8.温度を測る
8.1 気体温度計の原理
8.2 水銀温度計
水銀温度計の補正/氷の融点による0℃補正/水の沸点による補正/無機結晶の転移温度による補正
8.3 その他の温度計
アルコール温度計(液体温度計)/熱電対温度計/ベックマン温度計

9.加熱の基本操作
9.1 直火による加熱
ガスバーナーの構造と取扱い方法/炎の各部分の温度/ガスバーナーによる加熱の例/重湯煎(ウオーターバス)/砂浴による加熱
9.2 投込みヒーターによる加熱
9.3 電気恒温糟による加熱
9.4 マントルヒーター
9.5 その他の加熱器具
ホットプレート/リボンヒーター

10.冷却
10.1 コンデンサー(冷却器)
10.2 寒剤による冷却
10.3 ドライアイスによる冷却
10.4 液体窒素による冷却

11.攪拌
11.1 人力による攪拌
11.2 小型モーターによる攪拌
11.3 マグネチックスターラー

12.ろ過
12.1 ろ紙
定性用ろ紙/定量用ろ紙/硬質ろ紙/ろ紙の折り方
12.2 三角ロート
ロートの選び方/保温ロート/ロートの使い方
12.3 ガラスろ過器
12.4 吸引ろ過による分離
水流ポンプ(アスピレーター)/ろ過びんとヌッチェ/吸引ろ過の方法
12.5 遠心分離器による分離

13.蒸留
13.1 常圧蒸留
装置の組立て/沸石(沸騰石)の作り方
13.2 減圧蒸留
減圧蒸留の原理/器具と組立て
13.3 水蒸気蒸留
水蒸気蒸留の原理/装置の組立ておよび操作手順

14.環流冷却
14.1 装置の組立てと原理
14.2 操作法と注意点

15.濃縮
15.1 空気中で溶媒を蒸発させる
15.2 蒸留法により溶媒の大部分を回収してから蒸発させる
15.3 ロータリーバキュームエバポレーターによる濃縮

16.脱色
16.1 脱色炭の種類と性質
16.2 操作方法と注意点

17.再結晶法
17.1 溶解度の温度差を利用して結晶化させる
17.2 溶媒を蒸発させ濃縮することによって結晶化させる
17.3 混合溶媒を用いて結晶化させる

18.抽出
18.1 溶媒の選択
18.2 分液ロート
18.3 分液ロートの操作方法と注意点
操作方法/振出しの回数/分液
18.4 自動抽出器(ソックスレー抽出器)
18.5 塩析

19.乾燥
19.1 固体の乾燥
19.2 液体の乾燥
酸化カルシウムによるエタノールの乾燥/金属ナトリウムによるエーテルの乾燥
19.3 気体の乾燥
固体状の乾燥剤を使う装置/液体状の乾燥剤を使う装置/固体状と液体状の両方の乾燥剤を使う装置

補遺(事故発生時の緊急処置/応急手当/危険な物質の取扱い注意/SI単位系
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